夏帆、劣化は取り戻すも「色気なし!」の声 柳楽優弥にはさらなる飛躍の期待が?
先月26日、来年1月9日から公開予定の映画『ピンクとグレー』の完成試写会が行われ、女優の夏帆が映画にちなんだピンクの衣装を着て登場。6月に公開された映画『海街 diary』のPR活動で、マスコミの前に姿を現した際には「劣化した」と騒がれた夏帆。今回の試写会では「ひとまず劣化は収まったようだな」という声が聞かれるものの、今度は「色気がない」という声も上がり始めているようだ。
「夏帆は、07年に主演した映画『天然コケッコー』で美少女ぶりが話題となり、その年の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。若手女優として将来を嘱望されたのですが、清純なイメージを払拭するべく不良少女役に挑んだドラマ『みんな! エスパーだよ!』(テレビ東京系)に出演した13年頃から激ヤセを指摘され、それに伴い『まだ若いのに、ホウレイ線が出てきた』『激ヤセのせいで歯茎が目立つようになった』など、ネット上でたびたび劣化を指摘されるように。『海街 diary』でカンヌ映画祭に出席した際には、共演者である綾瀬はるかや長澤まさみ、広瀬すずといった、女優界でもトップクラスの美人女優たちと肩を並べたこともあって、余計に『劣化した』という指摘が増えました。ただ、女性からは『劣化したのではなくて、メイクに問題があるのでは?』との指摘もあり、その声が届いたのか、『ピンクとグレー』の完成試写会ではナチュラルメイクで登場していました。すると、今度は『色気がない』と指摘される結果に。ただ、夏帆は現在 24歳とまだ若く、『もう少し年を取れば、色気なんて勝手についてくる』とファンからは励ましの声が上がっているようです」(芸能関係者)
成長過程で劣化を指摘されるのは、子役出身俳優が成人俳優として活躍していく際の通過儀礼ともいえる。『ピンクとグレー』の共演者である柳楽優弥は、夏帆以上に厳しい通過儀礼を経験した先輩だ。
「柳楽は、『海街 diary』の監督でもある是枝裕和が04年に製作した映画『誰も知らない』で、演技未経験ながら主役に抜擢され、当時史上最年少となる14歳で第57回カンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を獲得。『TIME』誌アジア版で『2004 Asia’s Heroes』に選出されるなど、一躍有名になるものの、成長に伴うルックスの変化などで次第に仕事が激減。激太りや急性薬物中毒で搬送されるといった、俳優業以外での話題ばかりが目立つように。10年には豊田エリーと結婚し、第一子が誕生するなど、お目出度い話題も出ましたが、俳優業だけでは妻子を養えず、自動車ディーラーや居酒屋で働いていた時期もあったようです。そんな苦労が実り、今年出演したドラマ『まっしろ』(TBS系)やNHK 朝ドラ『まれ』では、『主役を食う存在感』と絶賛され、業界内でも『再ブレークか?』という声が聞こえ始めているようです」(同)
柳楽はよく“目力の強さ”を魅力に挙げられているようだが、『誰も知らない』のオーディションで「目に力がある」という理由で、演技未経験だった柳楽を主役に抜擢した是枝監督はやはり、世界的に評価される監督なだけに、先見の明があったようだ。
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