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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 無名芸人が香川真司になった!?

ドッペルゲンガー!? 神出鬼没のそっくり芸人・浅野智秋に聞く、売れない芸人が香川真司になるまで

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 現在は、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで活躍する香川真司。その彼のチームメイトが、あまりにもそっくりすぎて「真司のドッペルゲンガー」だと呼んだ、日本の芸人がいることをご存じだろうか?

 スポーツ関連のイベントに飛び入りしたり、ユニフォームを着てスタジアムに現れるたびに、「香川がいた!」とTwitterで大騒ぎになるほど、一部でブレイク中だ。

 しかも、香川選手本人に対面しているという、見上げたふてぶてしさ。一体どういうつもりだというのか!?

 お笑いコンビどるとんず・浅野智秋に話を聞いた。

■「似てないと思う部分が80%くらい」

――じわじわと話題になっていますけど、そもそも香川真司選手のものまねを始めたきっかけは?

浅野智秋(以下、浅野) 12月にコンビを組んで、今の相方になってから香川ネタを入れていこうってなって。ネタでちょいちょい入れてたんですけど、今年の2月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「細かすぎて伝わらないものまね選手権」でテレビに出てから、ずっとやってるって感じですね。

――コンビでやる前から、似てるって言われてたんですか?

浅野 周りにはもちろん言われてたんですけど、過去に組んでた相方があんまりサッカーに詳しくなかったり、僕が正統派をやりたかったんで、取り入れはしなかったですね。(お笑いライブの)エンディングとかで使うぐらいで。

――自分で、そっくりだと思いますか?

浅野 似てないと思う部分が80%くらいあるんですけど、僕も23年間この顔でやってきたんで。急に言われても、「似てるのかな?」って思いますね。

――いや、そっくりですよ! 一番最初に「似てる」って言われたのはいつですか?

浅野 5年前ですね。5年前のちょうど南アフリカのワールドカップが終わって、すぐに同級生から指さされて「香川だ! 香川だ!」って言われて、「え? 誰?」ってなって。あとで家で調べたら、なるほどと。

――サッカーは全然詳しくないんですね。

浅野 それこそワールドカップで観るくらい。南アフリカ大会の時って、香川選手は代表には選ばれてたんですけど、控えメンバーで試合には出てないんですよ。なので、そのときは知らなかったんです。中学3年間は、ソフトテニスをやってました。

――サッカーとは違いますね。路上で、間違えられたりしますか?

浅野 普段は本人がドイツにいるんで(笑)。代表戦で日本に戻ってきた時に僕ともう一人、橋本まさをさんっていう長友佑都(インテルナツィオナーレ・ミラノ)選手のものまねしている芸人がいるんですけど、一緒に並んで座ってたら、若い男の人が「香川選手ですよね?」って声かけてきたんですよ。ものまね芸人だと思って声を掛けてきたのかなって。一緒に写真撮ったんですけど、何も言わずに「ありがとうございました」って行っちゃった。ものまね芸人とわかっていたら「ものまねされてる方ですよね」とか「テレビ観ました」とか言うじゃないですか。でも、なかったんで間違えてるんじゃないかな。

――本物だと思ってますよ、それ(笑)。今年6月に香川選手と対面されたそうですけど、本人はどんな反応でしたか?

浅野 僕のことを香川選手は知ってたんで。で、その時「あっ!」って。「すいません。ものまねさせてもらってます、浅野と申します」って言ったら、「今いくつ?」みたいな感じで言われて。「22歳です」って言ったら、「あっ! 年下なんや」って言ってくれて。まあ、会話的には、そこで終わっちゃったんですけど。

――それはイベントに呼ばれたってことですか?

浅野 アディダスで香川選手だったり、槙野智章(浦和レッドダイヤモンズ)選手だったり、宇佐美貴史(ガンバ大阪)選手だったりを担当してた方とつながってたんで、「今度6月30日に、両国国技館でイベントあるから来なよ」って誘っていただいて行きました。

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