韓国芸能界に“枕営業契約書”があった! 女性タレントとの情事を前提に、スポンサー契約?
#韓国 #東アジアニュース
韓国芸能界を震撼させた芸能人による性売買疑惑が、急展開を見せている。10月20日にソウル最大の歓楽街である江南一帯を拠点にしていた“高級売春グループ”が摘発され、立件された売春婦の中に元ガールズグループ出身のアイドルもいたという衝撃のニュースは以前にも紹介したが(参照記事)、スクープ報道に強いことで知られるネットメディア「THE FACT」が26日、新たな情報を独占入手。芸能界に性売買契約書が存在することを報じて、大きな波紋を呼んでいる。
「THE FACT」が接触したのは、2013年末に韓国検察が一斉捜査した芸能人性売買騒動の際にも関係者として事情聴取を受けたというA氏。A氏は「最近発覚した高級売春グループの摘発者の中に元ガールズグループ出身者がいたことで、芸能界の性売買問題として大きな騒ぎとなっているが、彼女らはケーブルテレビやIPTV(インターネット・プロトコルテレビ)に出演した程度の無名タレントにすぎない」と切り捨てつつ、「有名な芸能人になればなるほど徹底して隠密に取引されるので、摘発は簡単ではない」とし、芸能界に横行している性売買取引の手口を明らかにした。
自身も一時は芸能人性売買取引の従事者だったというA氏によると、一部の芸能事務所では、女性タレントの性売買を前提とした“スポンサー契約書”なるものが存在するらしい。表面上は“デジタルサービス契約書”となっており、その内容も契約目的、サービス条項、秘密保持条項、契約金及び契約回数、特約事項などが明記された、ありがちな“広告契約書”だが、実際には性売買契約書。「甲(買春側)が依頼するサービス全般について、乙(売春側)は契約期間に関係なく、契約された回数分のサービスを提供する」「乙のサービス義務はTV・劇場・インターネット広告、イベント、そのほか契約関連事項などを含む一切を言う」と、あたかも広告契約であるかのように見せかけているが、特約事項には「契約内容を拒否できるが、拒否した場合は契約金など一切の金額が支給されない」「スポンサーの要求条件としてあった場合、旅行(海外も含む)、集まりに同伴参加」とも明記されているという。
A氏によると、性売買契約をわざわざ文書化するのは、スポンサー(買春側)への配慮だ。「(芸能人の売春は)単発ではなく、“何回でいくら”という方式で行われる。一度の契約で5,000万ウォン(約500万円)以上の現金を支払うスポンサーの立場としては、タレントの身元が細かく記された契約書があれば安心なので、取引もスムーズだった」という。つまり、当該タレントが金銭だけを受領して約束を破棄した場合に備えた安全担保というわけだが、売春の見返りとなる金銭の受け渡し方法も巧妙だ。
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