向井理ドラマの低視聴率は“なすりつけ”!? 放送前から言い訳三昧のテレビ局とは
#テレビ朝日 #向井理 #東出昌大
責任がないとは言わないが、どうみてもこれは“なすりつけ”である。
俳優の向井理がここ最近出演したドラマが、軒並み低視聴率であることが話題となっている。2月に特別ドラマ『永遠の0』(テレビ東京系)が3話にわたって放送され、9.0%、7.5%、9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区 以下同)と低空飛行。9月に放送されたスペシャルドラマ『磁石男2015』(日本テレビ系)も8.7%と、確かに成功とは言いがたい結果となってしまっている。
大手マスコミの見解としては「向井の人気低迷」を理由に挙げている人間が多いとのこと。昨年末に女優の国仲涼子と結婚し、9月末には国仲が第一子を出産。家庭を持ったことで女性ファンが離れてしまったというのだ。
向井に責任がないとは言わない。もともと彼の演技力には疑問符がついており、東出昌大、福士蒼汰とともに「朝ドラ大根三銃士」とあだ名されるほど。好評だったドラマの映画版『S-最後の警官-』が予想を裏切る大コケをしたことからも、「客を呼べない」側面はあるのかもしれない。だが、ドラマの視聴率に関しては、全てを向井一人に押し付けるのは苦しくはないだろうか。
「さすがに安直すぎますよね(笑)。2月の『永遠の0』はテレビ東京系な上、原作者の百田尚樹氏の政治や戦争に関する発言や“パクリ疑惑”などで、印象が決してよくない中での放送でした。『磁石男2015』もシリーズ第2弾。第1弾の視聴率が12%程度ですので、下降するのはさして珍しいことではありません。何より、ネット上では『企画がダメ』『役者じゃなくてストーリーがつまらないから見ない』など、ドラマそのものに商品価値がないという見解が多く、放送局や制作陣の怠慢が糾弾されていますよ」(芸能記者)
民放ドラマ全体の質の低下が叫ばれて久しい昨今、役者の人気だけに責任を負わせる“言い訳”は通用しないということか。
「22日にスタートする『遺産争族』(テレビ朝日系)で向井は主演を務めますが、テレ朝の幹部は最近の向井出演ドラマの低迷に頭を抱えているとか。しかし、共演には映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』がヒット中の榮倉奈々をはじめ、岸部一徳、余貴美子、室井滋、伊東四朗などキャストも悪くなく、時間も米倉涼子主演で大ヒットした『ドクターX』(同)の枠です。むしろ自信をもってお届けしてほしいんですがね。開始前からコケた時の言い訳に走るあたり、視聴者やネットユーザーの指摘は正しいのでしょう」(同)
果たして『遺産争族』は高視聴率を獲得することができるのか。もし“爆死”したとすれば、それは向井だけが原因でないことはすでに明らかだ。
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