
TBS恒例の“お祭り番組”『オールスター感謝祭』のクオリティー低下は、なぜ起こったのか
2015/10/10 11:00
#TBS

3日に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)の大幅なクオリティー低下が話題だ。
同番組は、1991年から続く人気特番。半年に一度、約200名の芸能人がスタジオに集結し、およそ5時間半にわたり生放送のクイズ対決に挑む。番組からは「赤坂5丁目!ミニマラソン」など、多くの名物企画も生まれた。
しかし、第49回となる先日の放送では、芸能人の参加者数は108名とおよそ半減。個人成績が廃止され、チームごとのポイント制となった。チームは新番組やドラマごとに分けられ、“番宣番組”の印象が強まった。
「『オールスター感謝祭』は、改編期に放送されることもあり、もともと新番組宣伝の要素が強い番組です。ただし、それ以上に、正解数に応じて芸能人が賞金をバンバン獲得してゆくバブリーな要素が視聴者にウケていた。予選落ちやピリオドチャンピオン、ボーナスクイズといった基本パターンは、2014年秋大会を最後に行われていません。メインコンテンツであったクイズ要素が後退したことによって、魅力を失ってしまったといえるでしょう」(放送作家)
バブリーさは『オールスター感謝祭』を象徴するキーワードだ。90年代には優勝賞品に苗場のリゾートマンションが登場したこともある。バカルディ(現・さまぁ~ず)の三村マサカズが獲得するも、税金などの諸経費が負担できず、手放している。
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