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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 安保・豪雨の中、首相夫人はフェス

安保強行採決・東日本豪雨被害の真っ最中に……安倍首相夫人・昭恵さん、ダンスフェスでノリノリだった

abe0530.jpg安倍晋三

 世論調査では、国民の過半数が今国会での成立に反対していた安全保障関連法案を、安倍内閣が強行採決した翌日、安倍晋三総理の妻の安倍昭恵首相夫人が、お台場で9月19日から21日までの3日間開催されたダンスミュージックフェスティバル『ULTRA JAPAN2015』の会場に現れていたという。

「亭主が国民の反対意見を無視して安保法案を成立させた次の日。それも、東日本豪雨災害で家を失って、復興の目途が立たず、路頭に迷っている人たちが大勢いるという非常事態の渦中、心身ともに負担が大きい総理をサポートする立場の妻が、音楽イベントに来てノリノリに楽しんでいる。主催者側も大混雑の中、昭恵夫人に異常に気を使っていましたが、本音では相当迷惑していました。一体どういう神経をしているのか疑いたくなりますよ」(イベント関係者)

 昭恵夫人はこの夏の安保法案審議中に女性週刊誌「女性セブン」(小学館)に“20年来の大ファン”と公言するロックミュージシャンの布袋寅泰との“W不倫疑惑”を報じられた。同誌によると、昭恵夫人が8月下旬に都内の会員制バーで飲食中の深夜に電話で布袋を呼び出した。すでにベロベロ状態だった昭恵夫人は、布袋の横に座るとピタリと密着。布袋の肩に頭を乗せたり、首筋にキスしたりするなど、その様子は、まるで恋人のようだったと報じている。布袋には今井美樹という妻がいるだけに、W不倫が疑われたようだ。

 その後、台風18号の影響で、関東、東北地方が豪雨による大災害に見舞われた。特に茨城県の常総市では豪雨で川が氾濫。家を流される住民被害が続出。いまだに大惨事の跡が残って、住民は途方に暮れている。筆者と親しいマスコミ関係者や芸能関係者の家族も被害者だったことがわかって、愕然とした。一方、国会では自民党を中心にした与党と野党の一部による茶番劇で、安保関連法案が19日の未明に強行採決されて成立してしまった。

 ところが、成立後、「歴史を黒く乗り換えた」と激しく批判されている最高責任者の夫人が、何もなかったような顔で、翌日、『ULTRA JAPAN2015』の会場に現れたという情報を聞いて、開いた口が塞がらなかった。布袋とのW不倫疑惑もさることながら、時には夫の意に反して“反原発発言”をする昭恵夫人の言動は、ファーストレディとしての見識が疑われてきた。さらに今回の、台風被害に苦しむ国民の心情や世間の空気を無視したミュージックフェスへの参加。

 権力を監視すべきマスメディアが、政権を預かる安倍総理が女房の尻に敷かれて、何も言えない夫であることを報道しないのは不思議でならない。デリカシーのない妻の言動をコントロールできない男に、そもそも国を任せられるだろうか。家庭と政(まつりごと)は別というかもしれないが、こういうところにこそ、その人間の本質や能力が透けて見えるはずと思っているのは筆者だけではないだろう。
(文=本多圭)

最終更新:2015/10/09 16:00
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