“薬物疑惑”くすぶる清原和博、復帰をバックアップしたのは「弟分の女房」大神いずみだった
#清原和博 #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」 #プロ野球
薬物疑惑が消えないまま、バラエティ番組だけでなく、証券会社のCMにも復帰した元プロ野球の清原和博。そんな彼の復活劇で“救世主”となっていたのは、なんと元日本テレビのアナウンサー、大神いずみだということが、関係者への取材で明らかになった。
「清原を親分として慕っている元巨人の元木大介が、清原の窮状を見かねて、女房の大神に頼んだんです。大神は自身が所属する大手芸能プロ・ケイダッシュの川村龍夫会長に、清原の復帰のバックアップを依頼したと聞きました」(清原と親しいクラブ関係者)
昨年3月に「週刊文春」(文藝春秋)に薬物疑惑が報じられて以降、野球評論家の仕事だけでなく、タレントしての出演オファーがなくなり、CMも消えた。ところが、今年4月のTBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』を皮切りに、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』、フジテレビ系『27時間テレビ』『ダウンタウンなうSP』などのバラエティ番組に立て続けに出演。休止になっていた証券会社のCMも再開し、タレントして完全復帰を果たした。
こうした中、清原がSMAPの中居正広やとんねるずの石橋貴明と共演したことで、復帰の救世主は中居と石橋の2人だといわれていた。ところが、前出のクラブ関係者は別の話を明かす。
「『金スマ』に出るまで、“清原には、いつXデーが来てもおかしくない”と考えたテレビ局の情報番組スタッフは、常に清原をマークしていた。その連中を『これ以上、清原にまとわりつくな』と一喝したのが、ケイダッシュの川村会長だと聞いています。川村会長の気持ちを動かしたのは、自身がかわいがっていた大神いずみ。清原は『元木夫妻に感謝している』と言っていましたよ」
日本テレビの人気女子アナだった大神は、1999年に同局を退社。ケイダッシュに所属して、フリーアナに転身。その翌年に、巨人軍の選手だった元木大介と結婚。元木は05年に現役を引退すると、ケイダッシュ系列の事務所に所属。内助の功もあって、一時はレギュラーを10本以上抱える人気タレントになった。その元木は現役時代、西武ライオンズから巨人に移籍してきた清原を“兄貴”のように慕っていた。2人が六本木などで遊び回る姿が何度も目撃されてきた。
元木は、そんな家族のように慕ってきた清原が、薬物疑惑でテレビ界から干された窮状を見て、放っておけなかったようだ。しかし、清原の薬物疑惑が消えたわけではない。今でも警視庁詰めの全国紙の記者たちは、Xデーに備えているという。清原が、元木・大神夫妻の善意を裏切らないことを期待したい。
(文=本多圭)
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