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日刊サイゾー トップ > 海外  > 残念すぎる新・平壌国際空港

豪華ショッピングエリアオープンも、致命的な欠点が……新・平壌国際空港が残念すぎる

pyongyang01かなり立派になった平壌国際空港

 去る7月1日、北朝鮮の空の玄関口となる平壌国際空港が改築オープンした。故・金正日総書記の遺言に基づき、24時間態勢の工事で完成させたというターミナルビル。竣工直前に李雪主夫人同伴で現地指導した金正恩第1書記は「近代的センスと民族的特性が調和され、立派に施工された」と、大満足したという。外貨を稼ごうと、免税店や食堂を異様に充実させたのが最大の特徴だが、空港利用者によると致命的な欠点があるらしい。

 正恩氏の号令で、昨年春ごろから始まった空港の建設工事。平壌から車で30分ほどの順安(スアン)という小都市にあるこの空港は、もともと日本の地方空港のようなコンパクトなものだった。

pyongyang02酒屋

 昨年10月にオープンさせるという情報があったが、結局完成は7月までずれ込んだ。

「1階は到着ロビー、2階が出発ロビーで、コンビニや高級時計店がある。3階は食堂や洋服店、記念品店と、まるで商店街のようでした」とは、最近空港を利用した在日朝鮮人のビジネスマン。

pyongyang04アイスクリーム店もある

 さらに、出国ゲートを出た先にも、書店や高麗人参店、薬局、CD・DVD店、また民族料理店や洋食店、アイスクリーム店までが軒を連ね、中部国際空港や羽田空港国際線旅客ターミナルのような「遊べる空港」を意識した構造となっている。

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