視聴者が戸惑うお笑い芸人の代表格!? フジ『さんまのお笑い向上委員会』で“ホリケン不要論”が勃発
#テレビ #お笑い #堀内健
4月からスタートした『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)。この番組は、司会の明石家さんまを“向上長”とし、若手お笑い向上委員会メンバーらがこれからのお笑い界の傾向を探っていくというトーク番組である。しかし、初回からレギュラー出演しているネプチューンの“ホリケン”こと堀内健の評判が、ネット上では散々なのだ。
「(初回から3回までレギュラーだった爆笑問題の)太田(光)が抜けて少しマシになるかと思ったけど、ホリケンが異次元のガヤで騒ぎまくっている」
「見ていて疲れる。一度ホリケン抜きでやってほしい」
「もう、本当に、ホリケンが無理になりました」
これからのお笑い界の傾向を探る、というテーマを掲げてはいるものの、その実は問題のホリケンによる突拍子もないボケで、まったくもって話が進まないのである。12日の放送回では、「自分のいない『向上委員会』を見てみたい」というホリケンの希望で、ホリケンの代わりにアンガールズ田中卓志が出演。トークは円滑に進み、土田晃之は「今日ちゃんとしてて、いいですね」と、ホリケン不在を歓迎するかのような発言。司会のさんまが「トーク的には、今日のほうがええの?」と尋ねると、「視聴者も、たぶんそう思ってるはずですよ」と断言した。この放送後、ネット上では、
「今日は、ホリケンがいないから見やすかった」
「ホリケンいなくてテンポ良く見られたけど、吉本ノリが強い」
「出演者のヘンな間がなくて良かった。いなくてホッとする芸人って、どうなんだろう」
と、おおむね好評の様子。
しかしホリケンは、どの番組に出ても、あの調子なわけではない。『しゃべくり007』(日本テレビ系)などでは状況を見てボケ、また、くりぃむしちゅーの上田晋也がうまく転がしている感がある。
処理する側の能力の問題であるなら、『向上委員会』では暴走するホリケンのストッパー役は誰一人、適任者がいない。関東芸人VS関西芸人、ひいては吉本VS他事務所の構図が中堅芸人あたりには脈々と残っているのだろう。吉本のおしゃべり上手が、ホリケンをうまく転がせていないのだから。
ホリケン不在の『向上委員会』は確かに見やすい。しかし、どこかで聞いたようなエピソードトークばかりで、特筆すべき点がなくなったことも事実。一瞬でお茶の間を混乱させる破壊力を持つホリケンは、この番組に、疎まれながらも必要なのかもしれない。
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