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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国の地下鉄で起こる珍事件の数々

リアルファイトに盗撮、乳児遺棄……韓国の地下鉄で巻き起こるトンデモ事件の数々

YouTubeより

 日本、特に東京近郊ではおしゃれでハイソなイメージがあるメトロ(地下鉄)。一方、韓国の地下鉄では日々さまざまな事件が起きている。その様子はカオスそのものである。その中でも特に多いのは、やはり言い争いやケンカ。動画では、おじいさんが見事なパンチで、相手をKOするシーンが出てくるが、老若男女問わず諍いがあちらこちらで起きている。

 8月末には、地下鉄の駅に赤ちゃんを捨てたとして10代の女性が逮捕された。彼女は同居中の男性の浮気を疑い口論になった末、腹いせでこの男性との間にできた生後8カ月の赤ちゃんを捨てたと供述している。赤ちゃんは警察に無事保護され、父親に引き渡されたそうだ。ケンカの腹いせに夫に危害を加えるならまだしも、子どもを捨てるとは。なんともいたたまれない話である。
 
 また同8月末には、障害者の名義を借りて、地下鉄構内の売店や自動販売機の権利を独占、荒稼ぎしていた50代男性ら6人が逮捕された。主犯格の男性は障害者団体の事務局長を名乗り、障害者に接触。障害証明書を借りて入札に参加していたという。事件発覚後、ソウルの地下鉄5号線から8号線の売店および自販機256カ所のうち、230カ所を男性らが独占していたことが明らかになった。稼いだ金額は、約1億5,000万円だったと伝えられている。彼らのほかにも、地下鉄や駅構内で不法に商売をしたとして、2013年から現在まで、1万1,000人に罰金命令が下されている。

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