8.15を前に“お騒がせ”韓国活動家が「太極旗プロジェクト」始動も、国民はドッチラケ!
#韓国 #東アジアニュース
8月15日の終戦記念日を前に、韓国の一部ナショナリストたちが何かと騒がしい。今年は“戦後70年(韓国にとっては独立70周年)”という節目の年を迎えることもあって、あちこちで光復70周年記念イベントが開かれているが、その中でもひときわ目立つ活動を繰り広げているのが、自称“韓国広報専門家”を名乗る、誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授だ。
徐教授といえば、米「ニューヨーク・タイムズ」誌にプルコギの広告を出したり、「ウォール・ストリート・ジャーナル」やFacebookなどに日本の歴史歪曲是正を訴える広告を出稿し続けていることで知られる人物。韓国では日本の歴史認識問題を批判する急先鋒であり、職業的に嫌日をうたうタレントのような存在で、その名は日本でも知れ渡り、過去のコラムでも何度かその活動を紹介してきたが(記事参照1 、記事参照2)、相変わらず日本の国民感情を逆なでするように挑発的だ。
4月には、安倍首相の米議会演説に合わせてニューヨーク・タイムズに「Attack on Pearl Harbor(真珠湾爆撃)」と題した1面広告を出稿し、5月にはドイツ・ベルリン工科大学に赴いて「韓国文化と歴史の優秀性」という講義を実施。「K-lectureプロジェクト」と題してカナダ・トロントなどでも行っている講義で、「日本政府の歴史歪曲を世界に知らしめる」とうそぶいているらしい。7月には、世界遺産に登録されることになった軍艦島で三菱による朝鮮人の強制徴用があったとして、『軍艦島の真実』と題した映像を多言語で制作し、インターネットを通じて世界各国に流布しようと画策しているのだ。
そんな徐教授が最近力を注いで展開しているのが、「光復70周年大韓民国太極旗(テグッキ)プロジェクト」。太極旗とは韓国の国旗だが、その太極旗を観光名所やシンボリックなランドマークなどに掲揚して愛国心を高めようというものらしい。
「太極旗は韓国の象徴にして顔。その太極旗を掲揚して“ひとつになった韓国のチカラ”を世界に示そう」という徐教授の声に、7月31日には俳優のチョ・ダルファンが賛同を表明したり、8月10日には女優のオ・スンウンが竹島(韓国名・独島)の灯台の横の地面に描かれた太極旗のペイントを補修するなど、芸能人たちも積極的に参加しているというのだからシャレにならない。7日には、北京五輪の女子ウェイトリフティング重量級金メダリストのチャン・ミランを誘って、彼女が太極旗を画用紙に描く映像をYouTubeやFacebookに流して拡散を図っている。芸能人や国民的人気を誇るアスリートたちを巻き込んで、愛国運動に躍起なのだ。
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