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日刊サイゾー トップ > 海外  > 偽札防止で新100紙幣発行も賛否

偽札防止で新100元紙幣発行も、人民からブーイング!「成り金趣味」「待ってたのはコレジャナイ」

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PICT081102wb100元札の新紙幣(上)と現行紙幣(下)。新紙幣の中央で黄金色に光るホログラムの「100」がまばゆい

 8月10日、中国人民銀行は今年の11月12日に、最高額紙幣である100元札の、第5版となる新紙幣を発行することを発表し、そのデザインを公開した。

 2005年から現在まで発行されている第4版100元札は、約10年間でその“任期”を終えることとなった。25年間にわたって発行された第3版の100元札と比べると、かなり短命であったといえるが、その理由が偽札の横行だ。

 いまや中国は、流通する100元札の偽札率は1%とも5%ともいわれ、銀行のATMからも偽札が出てくるという末期的な状態にある。人民銀行は、そんななか登場する新100元札には、ホログラムやすかし、エンボス加工など、最新の偽造防止技術を採用したとしている。

 人民の間では、この新100元札について、早くも賛否両論が巻き起こっている。

 新紙幣と現行紙幣のオモテ面を見てまず目につくのが、中央に印刷されたホログラムによる「100」という数字の色が、赤と青から金に変わっている点だ。これに関し、ネット上では「成り金趣味だ」という批判の一方、「中国の富を象徴している」とする賛辞もある。
 さらに、見慣れていないせいか「おもちゃの紙幣みたい」「最初に手に取ったら偽札だと思うだろうな」などと、違和感を訴える声も上がっている。

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