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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国「感電ATM」にご用心

暗証番号入力中にビリビリッ! 200ボルトの電流が流れる中国「感電ATM」にご用心

atm03w感電の被害に遭った劉さん。指先が使えないためパソコンを打つことができず、翌日は仕事を休まざるを得なかったという

 中国の古都・西安市にあるATMで、23歳の女性・劉さんが預金を引き出そうと暗証番号を入れていたところ、感電。指先から全身にかけて電流が走るという事件が起こった。7月28日付の地元紙「華商報」が伝えた。

 驚いた劉さんはすぐさま手を離したため命に別状はなかったが、ショックのためしばらくその場にしゃがみ込んでしまった。ようやく立ち上がり、自分の手を見てみると、2本の指先の爪が割れ、流血していたという。知らせを受けた「華商報」の記者が翌日、現場のATMをテスターで測定したところ、200ボルトもの電気が流れていた。

atm02w2.jpg爪が割れて流血した指

 銀行カードがそのまま機械にのみ込まれてしまったということもあり、劉さんはすぐに銀行に苦情を申し立てたが、病院での治療帰りに再びそのATMに行ってみると、利用停止にされることもなく普通に人が並んでおり、感電することもなくお金を下ろしていたという。

 パスワードを入れるたびに200ボルトの電圧で感電していたのでは、恐ろしくておちおち金も下ろせないが、中国のATMでは、これ以外にもまだまだ恐ろしいことが起こっている。

 有名なところでは、銀行のATMであるにもかかわらず、しょっちゅう偽札が出てくること。これに対して銀行側は「そんなことはありえない。その偽札がウチのATMから出てきたという証拠はない」などと言って引き換えを拒否するのが常套手段となっている。

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