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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国「大きな困ったちゃん」たち

20歳女がスマホ買ってもらえず、車道に寝転がって親に抗議!? 中国一人っ子政策が生んだ、“困ったちゃん”たち

dada001.jpg騒動になった20歳女性。あり得ない行動に批判が殺到した

 22日午後3時頃、春秋戦国時代から古都として栄えた湖北省荊州市の車道で、父親にスマホを買ってもらえなかった20歳の娘が車道中央に横たわって駄々をこね、最後にはスマホを買わせたことが報道され、ユーザーから批判が殺到している。

 父親は娘とスマホを買いに来たものの、欲しかった機種は2,000元強(約4万円)と、父にとっては経済的に厳しい価格だった。「高くて買えない」と娘に告げると、娘は突然、車道に飛びだし路上で寝転んでしまったという。あまりにも大人げない、そして危険な行為を目の当たりにした交通警察は、車との接触事故を防ぐため、直ちに数人で娘を囲んだという。

 その後、警察官は父と娘を別々に説得し、歩道へ連れ戻すことに成功。娘には、「交通法規を違反しており、捕まってもおかしくない」と注意したが、今度はその場に座り込んで駄々をこね始めたという。様子を見かねた携帯電話販売店の店主が値引き交渉に応じ、定価より安くスマホを売ってくれたため、事態は収まったという。

 この娘の行為が報じられると、中国のネットは騒然となり、ユーザーからは多くの批判が寄せられた。中でも同年代からの批判が顕著で、

「私は18歳で働きに出て、今まで一度も両親にお金を要求したことはない」
「この女は20歳まで無駄に養われた。車にはねられればよかったのに」
「路上で寝たらスマホが安く買えるのか! 俺もやってみようかな」

などなど、厳しい意見が相次いだ。一方で、「2,000元ちょっとのスマホも買えない父親なんて、死んでいい」「欲しい物を買ってもらえないのに、父親なんているの?」といったコメントも見られた。90后と呼ばれる、1990年代に生まれたある中国ゆとり世代のユーザーは、「大学に入った時にアップル3セット(iPhone、iPad、iPod touchの3つ)を親にねだり、買ってもらったことがある」といったコメントも……。

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