愛人、隠し子に尼さんレイプ疑惑まで! 内部告発で、少林寺の“守銭奴住職”がいよいよ失脚か!?
2015/07/30 18:00
#中国 #東アジアニュース
2つの身分証を使い分けていた、少林寺のトップ・釈永信住職
悪党をカンフーでバッタバッタとなぎ倒す、映画『少林寺』。ところが、現実の少林寺は、映画の世界とはだいぶ違うようだ。
7月25日、「少林寺住職釈永信、この大老虎(汚職犯)を誰が監督するのか」と題する文章がインターネット上の掲示板に投稿された。筆名は「釈正義」で、「事情をよく知る者の代表」と記されている。その声明によると、嵩山少林寺住職の釈永信氏には、2つの戸籍と身分証があり、別人に成りすますことで奔放な性生活を送っているのだという。
正義氏によれば、永信氏には2人の隠し子がいる。ただし母親は別で、尼僧とハルピン人の愛人だ。さらには別の尼僧を強姦したり、深セン人の愛人をはらませ堕胎させたりと、仏をも恐れぬ奔放ぶりが赤裸々に記されている。反社会的組織とのつながりもあり、1980年代には2度にわたり、寺から除籍処分を受けたこともあるという。
永信氏のスキャンダルはこれが初めてではないが、今日に至るまで、失脚することなく少林寺のトップとして君臨してきた。全国人民代表大会(全人代)の代表を務め、中国共産党との関係が深いことが要因なのかもしれないが、今回はこれまで以上のインパクトを与えた。
当初、嵩山少林寺は、弁護士を通じて疑惑を完全否定。ところが28日、正義氏が新たな証拠を投稿すると、沈黙してしまう。その証拠とは、永信氏が除名処分を受けた際の書類や愛人の身分証などだ。それらが本物か否かは定かでないが、少林寺がだんまりを決め込んでいるのをみると、まったくのデマではなさそうだ。
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