秋元康「組閣ごっこ写真」で半年間取材NG!? 講談社を襲った“AKB48ショック”の後始末
#AKB48 #秋元康
大手出版社の講談社を揺るがした“AKB48ショック”の波紋は、いまだ収まらない。これは講談社発行の写真週刊誌「フライデー」の6月26日発売号で、AKB総合プロデューサーの秋元康氏が安倍晋三首相らと仲良く写真に収まり、それを「組閣ごっこ写真」と報じたもの。同誌は安倍首相らとの秘密会合の様子や、2020年の東京五輪について話し合ったのでは? と報じた。
これに激怒したのが、秋元氏。事情を知る関係者は「これまで蜜月関係だったフライデーを直ちに取材NGにし、別の部署が制作を進めていたAKBの関連本も白紙になった。損害は億単位といわれています」と話す。
秋元氏が怒っているのは、写真を掲載したことではなく、フライデー側が当初言っていた話と掲載内容が違うことだった。
「もともとこのネタを持ってきたのは、芸能班ではなく政治班。そのため、いつもの芸能マターでAKB側と話し合ったわけではなく、行き違いもあった。秋元氏は写真掲載については聞いていたが『あんなふうに書かれているとは聞いていない!』と怒りまくっていた」(同)
通常、取材NGはひと月もすれば解けるものだが、今回はいまだに落としどころが見えていない。
「AKBサイドは『半年間の取材NG』を通達していますが、いくらなんでも長すぎる。制作がストップしているAKBの関連本もありますし、半年も経過したら、また一から制作しなければいけなくなる。講談社サイドは『もう少し短くならないものか』とお願いしているそうです」(出版関係者)
一方で、業界からは増長するAKBに対して不満の声も聞こえてくる。
「そもそも、誤報というわけではないですからね。AKB利権をチラつかせる手法に、社会部記者からは『言論弾圧だろ』『安倍首相と一緒じゃないか』という意見も上がっています」(週刊誌デスク)
秋元氏は安倍首相との特別な関係を否定しているというが、マスコミを黙らせる手法はまったく同じ。くしくも“組閣ごっこ写真”を証明する形になってしまったようだ。
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