トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 今年は「古くて新しい」ジャンポケ

「大切なものを取り戻しにきた」今年のライブツアーは原点回帰! “古くて新しい”ジャングルポケットとは!?

150714_J_01_0056.jpg撮影=河野英喜

 斉藤慎二、おたけ(武山浩三)、太田博久のトリオ、ジャングルポケット。2014年には武山浩三がおたけへと改名、また斉藤がバラエティ番組出演ランキングトップ10入りするなど、勢いに乗っているお笑い芸人たちだ。そんな彼らが、8月2日より全国7カ所をめぐるライブツアー「ゲートイン」を開催。なにやら新たな試みや意気込みがあるという今回のツアー。いったい、どんな仕掛けを用意しているのだろうか……?

――2014年はおたけさんの改名があったり、斉藤さんのバラエティ出演が増えたりして、15年はジャングルポケットにとって転機になる年なんじゃないかと思います。上半期が過ぎて、いかがですか?

150714_J_01_0104.jpgリーダーの太田博久

太田 斉藤のテレビ出演ランキング(株式会社エム・データ調べ)が過去最高の6位になって。ありがたいことに『モニタリング』(TBS系)をはじめ、斉藤以外の仕事も入れていただいて、精力的にやらせてもらってます。今までになかった感じですね。斉藤は今までと変わらないところで頑張ってくれてて、僕とおたけと2人で営業に出たりとか。劇場でも2人の出番も増えました。

――そんな中で「ゲートイン」が、いよいよ始まりますね。

斉藤 本当は、僕とおたけは今年のツアーをやりたくないと言っていたんですよ(笑)。

――え、どういうことですか?

斉藤 テレビの仕事も増えてきて、ネタもなあなあになってきた部分もありまして……。ネタ番組出た時に、(M-1などの賞レースで)結果を残してる先輩たちがキチンとネタをやっている。でも、自分らはまだ評価されていないのに、そのなあなあになっているところが恥ずかしいっていうのもあって。

おたけ 結構疲れるっていうのもあるんですよね。全国各地に行きたいのはもちろんですけど、単独ライブは2時間もあって、ネタが結果的に薄くなってしまうことが多いんですよ。ライブはネタが8本でひとつの作品になるから、どうしても1本に対する気概に欠けるというか、ふわっとするときもあって。全国行くと各地で笑いの質が変わってくるんで、それに惑わされるのもあって。それだったら、ルミネのライブで月一回一本新ネタ出すとか、もっと違うやり方あるんじゃないかって斉藤と話していたんです。

太田 それを僕は知らなくて、一人でもやる気満々だったんですよ! でも、斉藤もおたけも、普段の雰囲気でそのことを言うのが気まずかったんでしょうね。突然ラジオ番組中に斉藤が「実は、おたけが今年ちょっとツアーはいいんじゃないかって……」と言いだして。「何言ってんだ! 今年頑張んないんでどうすんだ! なぁ斉藤!」って言ったら「実は、これ俺とおたけが話し合った結果なんだ……」と、そこで初めて聞かされるという大変な事件がありまして。

123
ページ上部へ戻る

配給映画