解散・引退報道でこのままフェードアウト!? とんねるずの「黒歴史クロニクル」
#お笑い #とんねるず #木梨憲武
人気お笑いコンビ・とんねるずがこの秋にも解散し、芸能界引退をすると報じられ、話題になっている。唯一のレギュラー番組である『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が9月末で終了し、石橋貴明はテレビ番組制作会社を設立、木梨憲武は芸術方面の仕事へシフトするという。
「“日付以外はすべて誤報”(浅草キッド)ともいわれる東スポが報じただけに、真偽を疑う声もありますが、とんねるずが崖っぷちなのは変わりありません。当人たちのギャラはもちろん、高額の番組制作費も問題視されているようです」(業界関係者)
とんねるずといえば、帝京高校の同級生だった石橋と木梨によって結成され、『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)でブレークを果たすも、一貫して学生のコンパ芸の延長、勢いだけのコンビといわれてきた。しかし、その勢いがすさまじかったのも事実。『夕焼けニャンニャン』(フジテレビ系)のカメラ破壊や、『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)での、兄貴分キャラに魅了されたファンも多い。現在は、関東芸人の重鎮として後輩芸人の面倒見がいいことでも知られる。
「若手芸人と慣れ合うようになったのは、つい最近のことです。それまでのメインの遊び相手は、もっぱらスタッフ。内輪受けの業界ネタに閉じていたので、新しい方向性を模索する機会を逸したともいえますね」(同)
確かにとんねるずには、なかったことになっている“黒歴史”も多い。『ラスタとんねるず’94』(フジテレビ系)では、政治風刺の人形劇コントに挑戦するも、すぐに取り下げている。政治ネタでいえば、2001年には石橋がドラマ『レッツ・ゴー!永田町』(日本テレビ系)で政治家秘書役を演じたこともある。実在の政治家や政党をモデルにするといった話題性に反して、視聴率は振るわなかった。
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