坂上忍に頼りっきりのフジテレビ、主演ドラマ『潔癖クンの殺人ファイル』シリーズ化も、5.1%で最下位
#ドラマ #フジテレビ #坂上忍
19日放送の坂上忍主演スペシャルドラマ『潔癖クンの殺人ファイル(2)芸能界“ザ・スキャンダル”』(フジテレビ系/21時~)が、平均視聴率5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗していたことがわかった。
同作は、坂上演じる潔癖すぎる毒舌刑事と、温水洋一演じるお人好し刑事が、芸能界の裏側に潜入しながら、“謎の赤い傘の女”を追っていく刑事ドラマ。昨年9月に放送された第1弾に続き、今回は第2弾だった。
「放送前、フジは第1弾の好評を受けてシリーズ化したことをアピールしていましたが、前作の平均視聴率11.6%から、視聴率は半分以下に。裏番組に太刀打ちできず、同時間帯の民放で最下位だった。今回のドラマは、坂上演じる主人公が『バイキング』の生放送をスタジオ観覧するシーンが盛り込まれたり、お笑い芸人が登場したりと、実にフジ色の強い内容だった。それが、視聴者に敬遠されてしまったのかもしれない」(テレビ誌記者)
フジテレビといえば、4月からお昼の情報番組『バイキング』の全曜日MCに、坂上を起用。この判断は、それまで坂上が曜日MCを務めていた月曜日の視聴率が「比較的高かったため」とみられているが、視聴率は3%程度と相変わらず。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『ひるおび!』(TBS系)などの裏番組に後塵を拝している。
「“高視聴率男”と呼ばれる坂上に頼りっきりのフジですが、同局の坂上出演番組は、特に今年に入ってからというもの、ことごとく振るわない。フジは3~4月にゴールデン帯で『坂上ジュニアの日本アブナいいね!大賞』『新発見! TV大事件50年史運命を変えた衝撃の瞬間』『坂上忍のホントにすごい雑学2』と、3本もの坂上MCの特番を放送しましたが、いずれも1ケタ。ただ、坂上が飽きられたのかといえばそうではなく、日テレなどの他局ではきっちり結果を出している。フジと他局の制作力の差が、如実に現れた結果といえそう」(同)
坂上主演ドラマのシリーズ化に踏み切ったものの、苦い結果を残してしまったフジテレビ。近年、同局に指摘されている「企画力の乏しさ」は、坂上でさえカバーできないようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事