ドラマスタッフがお笑いライブに殺到中!? キャスティングに“芸人枠”大幅増加のワケとは
#お笑い #ドラマ
「いまやドラマのキャスティングは、“芸人枠”抜きには成立しません。すでにドラマに出ている人ではなく、手垢のついてない人を探すために、お笑いの劇場に足を運んでいるスタッフはかなりいますよ」(ドラマスタッフ)
今クールのドラマにも、数多くのお笑い芸人が俳優として出演している。
「堺雅人さん主演の『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の大事な初回ゲストは、ハリセンボンの近藤春菜さんでした。演技も好評で、一部では堺さん自らのキャスティングだとも報じられていましたが、話題作にキャスティングされたことで、今後も彼女を起用するドラマは増えそうですよ」(ドラマスタッフ)
多くの芸人はコントでその演技力を培っているせいか、漫才よりもコントを得意とするコンビの“俳優進出”が目につくという。
「ドランクドラゴンの塚地武雅さん、カンニング竹山さん、雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ネプチューンの原田泰造さんあたりは、もはや本格的な俳優さんといっていいでしょう。コンビで俳優をしているのはTKOの2人ですね。木下隆行さんは『半沢直樹』(TBS系)、木本武宏さんは『ルーズヴェルト・ゲーム』(同)で好演しました」(芸能事務所関係者)
そして、今放送中のNHKの朝の連続テレビ小説『まれ』でも、ドランクドラゴンの2人や板尾創路ら多数の芸人が出演している。
「芸人の事務所としても、ネタ見せの番組がない以上、どうしてもテレビの露出が減ってしまうので、俳優路線に行かざるを得ないと思いますよ。今回の朝ドラも、よく見たら“あの人は今”みたいな人もたくさんいますし、メンバーが固定化されている今のバラエティの世界よりは可能性がある、と考えているんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)
今後も、お笑い芸人のドラマ進出は加速しそうだ。
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