まさかの視聴率回復!? フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』浮上の鍵は“KY取材”しかない!
#フジテレビ
「ある意味、浮上のヒントになりましたね」
そう笑うのはテレビ局関係者だ。「打倒!ミヤネ屋」を合言葉に、この春からスタートしたフジテレビ午後の情報番組『直撃LIVE グッディ!』。その掛け声もむなしく、視聴率は低迷の一途をたどり、平均視聴率はこの1カ月、2%台をウロウロ……。一部では打ち切り説もウワサされているが、今月22日放送の同番組は関東地区で4.0%を記録した。同番組が4%台に回復したのは、実に39日ぶり。
この日はバイクで事故死した俳優・萩原流行さんの妻・まゆ美さんの会見をめぐり、代理人弁護士から生中継を中止させられるハプニングがあった。
「なんとも皮肉が結果ですが、逆を言えばライバルの『ミヤネ屋』よりガツガツ取材すれば、数字がよくなることがわかった。当初、エンタメ路線への大幅シフトチェンジもささやかれましたが、しばらくは硬派路線でいくようです」(テレビ関係者)
グイグイ迫っていくスタンスは、SMAP・中居正広相手でも変わらなかった。今月26日に行われた「コカ・コーラ ゼロ」のリニューアルイベントに登場した中居に対し、同番組の男性リポーターは、2月に肺がんで死去した父・正志さんについて執拗に質問。主催者からは事前に「当発表会に関する質問だけ」という通達があったものの「がんに対する思いは?」などと、畳み掛けるように中居に質問をぶつけた。
さらに同リポーターは28日に急逝した俳優・今井雅之さんの名前を出し「同じがんで闘病されている今井雅之さんに一言」と直撃。中居は「今井雅之さんと『ゼロ』は関係ねぇじゃん!」と言いながらも「頑張ってもらいたいですね」とコメントした。
某週刊誌記者は「この日の同番組のテレビ欄は『速報・中居正広登場 亡き父へ語る言葉とは』と銘打たれていた。それだけに男性リポーターは、なんとしても中居の肉声を取ろうと必死だった。イベント後、スポーツ紙記者や他局のリポーター陣からは『KY(空気が読めない)!』と大ブーイングだったようだが、以前からジャニーズ取材が御用マスコミとの間で“なあなあ”になっているのも事実。『グッディ』には、いい意味で現場を荒らしてもらいたいですね」と話す。打ち切り回避のためには、中途半端なことはせず、このまま“KY取材”を続けるしかない――。
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