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上海「女性専用駐車スペース」をめぐり大論争! 被害者が語る、女性ドライバーのトンデモ行動

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 5月中旬、上海のショッピングモール内にある地下駐車場に女性専用駐車スペースが設置されるというニュースが流れると、中国で大きな論争が巻き起こった。

 報道によると、駐車場の出入口付近に女性マークがつけられた駐車スペースが4台分設置され、エレベーターからも近い場所となっているという。さらに、安全のための緊急呼び出し装置まで完備しているというから驚きだ。しかし、注目を集めているのはほかに理由があった。なんとこの女性専用駐車スペースは、幅が標準的な駐車スペースよりも広くなっているのだ。

 どれだけ広くなっているのかというと、通常のスペースでは長さ6m・幅2.5mのところを、幅が50cm広く3mになっているというのだ。問題視されるのは「女性ドライバーのために幅が広くなっている」ということ。つまり簡単に言ってしまうと、「女性は車庫入れがヘタくそだから、駐車スペースの幅を広くした」というわけだ。

 駐車場管理側は、これは決して女性蔑視などではなく、あくまでも女性にとって便利な駐車位置を提供するためのものだと強調しているのだが、微博(中国版Twitter)など中国ネット上ではこの女性専用駐車スペースの是非について議論が高まっており、その多くの反対派は嫌悪感を示している。

「これはどう見ても女性蔑視」
「スペースの無駄だ」
「女よりも運転がヘタな男だってたくさんいるわ」

 一方、支持派は、

「バックが苦手な女性は多いから、スペースが広いほうがありがたいわ」
「これは女性を尊重するもの。女性への配慮は必要よ」
「女性専用スペースが女性蔑視なら、シルバーシートだって蔑視じゃないか」

 などなど。議論はとどまるところを知らない。これについて、上海に長く住む日本人駐在員はこう言って呆れる。

「こっちの女性ドライバーは運転がめちゃくちゃですよ。この前も高速道路の真ん中で停車している車があって、あわや追突しかけたんですが、覗いたらなんと若い女性がバックミラー見ながらつけまつげを呑気に直していました。また、ある大型スーパーの駐車場ではデッカいポルシェのカイエンに乗った金持ち娘が、駐車できずに僕のほうに来て『手伝って!』と言ってきた。『おまえの運転手じゃねーよ!』と言いたくなりましたね」

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