自撮り好き韓国人の神器か!? 老若男女が「セルカ棒」に夢中になるワケ
2015/05/18 14:00
#韓国 #東アジアニュース
セルカ棒の先に笑顔するオバちゃん
スマートフォンを使った「自撮り棒」(韓国名・セルカ棒)が若い世代を中心にブームとなっているが、韓国ではさらにスゴい。子どもから老人まで、いまや持ってない人が珍しいぐらい高い普及率を誇っている。セルカ棒大人気の背景には、オバちゃんでも美人に写る(?)という「角度の重要性」があるらしい。日本で発明されたが、「セルカ棒発祥の地」とウリジナルを主張する韓国で様子を見てきた。
5月上旬、韓国にも日本と曜日の並びが似たゴールデンウィークがあり、特にハイキングや簡単なトレッキングを楽しめる山のレジャーでは行楽客であふれた。
滝や美しい景色がある見晴らし台での記念写真は、スマホをセルカ棒にセットしてパチリ。若い人はもちろん、熟年から老人にも普及しているのには驚かされた。カメラ好きな人はキヤノンの一眼レフなどを持っているが、ほとんどがスマホの内蔵カメラだ。オバちゃんたちも上手に使いこなしている。撮った写真はカカオトークで友達や家族にすぐに送信。セルカ棒ブームの背景には、国民的にスマホが普及しているという下地があるようだ。
セルカ棒がなくとも、まずは自撮りするオバちゃん軍団
高速道路サービスエリアの売店も、セルカ棒だらけとなっていた。セルフタイマーで撮影するタイプは1万ウォン(約1,100円)、手元でシャッターを切れるタイプは2万ウォン(約2,200円)と、手頃な値段だ。
それにしても、韓国人は自撮りが大好きだ。何がなんでも被写体に自分を入れたがる。いったいなぜなのだろうか?
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