善光寺に続き国会議事堂でドローンを飛ばそうとした“いわくつき15歳”の素性とは――
#事件 #ドローン
手に余るとは、このことを言うのか……。5月14日午後、国会議事堂近くでドローンを飛ばそうとした少年N(15)が、警察に厳重注意されるというニュースが流れた。
Nは今月9日にも長野県の善光寺で御開帳の法要中にドローンを落下させ、警察の指導を受けたばかり。実はNはネット上では“いわくつきの人物”として有名。「ニコニコ動画」などで自身の突撃取材の様子を生中継しては、トラブルになることもしばしばだった。
「2月に起きた川崎市の中1男子殺害事件でも、殺された上村遼太くんの葬儀会場にマスク姿でノートパソコンを持ち、突撃取材をかましていた。ネット上では盛り上がっていたが、あまりにも不謹慎。そのことを一部夕刊スポーツ紙が報じると、今度はその新聞社に文句を言いにアポなし訪問した。何が目的なのかさっぱりわからない」とはスポーツ紙記者。
今回のドローンの件でも、Nは永田町の憲政記念館の時計塔を訪れ、その様子を生中継。記録映像には「落ちると危ない」「人が怪我したらまずいよね」と諭す警察官に「ドローンは法的に規制されているんですか?」「今は関係ないですよね」などと反論する様子が映っている。
その後、Nは警視庁麹町署で事情を聴かれたが、納得していないようで、解放されるや「麹町警察署は、かなり横暴」「不当な拘束を受けた」と批判を展開。弁護士に相談すると「自分の権利を意識することは大切だが、身を守るという意味では早めに手を引くことも学ぶといいのでは」と至極真っ当なアドバイスをもらっていた。
ワイドショー関係者は「親をはじめ、周囲は暴走するNを止めようと説得しているようですが、全く聞く耳を持たないそうです。騒ぎを起こすことで、ネット上で“英雄視”されることに快感を覚えているのか……。今後、行動がエスカレートして最終的に犯罪を起こさないか心配になります」と話す。Nを“暴走”にかき立てるものは、一体何なのか――。
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