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ボディビル元韓国代表“ロボコップ警官”にセクハラ疑惑 女子大生に「君のおっぱい、いいね!」

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 韓国で警察官たちの不祥事が続出している。4月にも江原道(カンウォンド)の警察署幹部2名が会食の席で部下の女性警察官にセクハラ発言して訴えられたことを紹介したが(記事参照)、5月7日には、あらたに警察官による2つのショッキングなニュースが明らかになった。

 ひとつは、同僚へのセクハラ行為とストーカー行為が発覚したキム警衛(日本の警部補に相当)だ。キム警衛は、今年2月から警察官になった女性巡査に、巡回中のパトカーの中で何度も脚や体を触るなどのセクハラ行為を繰り返しながら「一緒に寝よう」と性行為を求め、彼女がそれを拒否すると携帯電話に執拗にショートメッセージを送り、挙げ句の果てには彼女の家にまで押しかけるストーカー行為を働いていたといのだ。女性巡査は精神的苦痛がひどく、カウンセリングなど心理療法を受けているというが、ネット上には「希望と大志を抱いて警察官になった彼女がかわいそう」「市民の安全を守る巡回中のパトカーの中がセクハラの温床になっていたとはショック」といった書き込みが殺到したのは言うまでもない。

 この事件以上にショッキングだったのは、一般紙「韓国日報」がスッパ抜いたスクープ記事だ。「ボディビルダー出身のスター警察官、セクハラ行為から副業まで」と題された記事で、その罪を厳しく追及されたのは、パク警査(日本の巡査部長に相当)だ。彼はとあるフィットネスセンターで女子大生の胸やお尻を触りながら、「おっぱいがいい。ずっと触っていたい」とセクハラ発言した疑いがあるというのだ。

 一見するとただのセクハラ疑惑で流されそうなニュースでもあるが、パク警査はボディビル韓国代表として世界大会に入賞経験があり、テレビ番組『警察庁の人々』にレギュラー出演して“ロボコップ警察官”の愛称で親しまれていた有名人。そのFacebookファンページには2万を超える「いいね!」が集まるほどだが、被害者の女子大生の申告によるとパク警査はそのFacebookを悪用したらしい。なんでも昨年5月にFacebookを通じて知り合った女子大生に、「フィットネスジムでプライベートレッスンをしてあげよう」と誘い、前出のセクハラ行為を数回にわたって繰り返したらしい。パク警査は「トレーニングをしていると体の接触が起こり得る。セクハラ行為をしたことはない」と否定しているが、仮にパク警査の陳述通りだとしても、彼は処罰を免れないだろう。

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