視聴率惨敗中のNHK大河『花燃ゆ』、井上真央の「私の力不足」発言がバッシングを加速させる!?
#ドラマ #井上真央 #大河ドラマ
放送中のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の試写会が20日に行われ、東京・渋谷のNHK放送センターに主演で久坂文役の井上真央と、久坂玄瑞役の東出昌大が出席。同作の低迷ぶりについて、井上が自責の念を口にした。
同作は1月、初回平均視聴率16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という、大河史上最低レベルの低視聴率でスタート。以降、さらに落ち込みをみせ、今月12日の放送で9.8%を記録。3年前の『平清盛』以来の2ケタ割れとなった。
井上は、集まった報道陣に対し「いろんな原因があると思いますが、主演である以上、私の力不足ですとしか言えない」と胸中を告白。続けて「ともあれ、現場は進んで行くので、落ち込んだり、腐ったりしては迷惑をかけてしまう。やり切るしかないと思います」「この作品をやると言ったからには、それなりの覚悟を決めてやっています。あまりいじめないで、お手柔らかにお願いします」と語った。
一方、東出は「視聴率は翌日には記事になってしまう」と、ネガティブな記事による視聴率への影響を気にしながらも、「記事に左右されず観ていただいて、評価していただけたら」と呼びかけた。
今回の井上のコメントに対し、ネット上では「あ~あ、真央ちゃんのせいじゃないのに」「いやいや、誰が主演でもダメだから」「題材が地味だからでしょ」「企画の時点で失敗してる」「大河は撮影期間が長いから、低視聴率の場合、主演の人は本当にかわいそう」と、同情的な書き込みが相次いでいる。
「開始当初から、企画や脚本にバッシングが相次いでいる『花燃ゆ』ですが、キャストの演技を酷評するような声はあまり見られず、井上が責任を感じる必要がないのは明らか。今回、謙虚な姿勢をみせた井上の好感度が上昇したのと同時に、井上への同情票が転じて、ますますNHKや、制作側へのバッシングが強まりそう。ドラマは関係者が一丸となって作るものであり、主演女優の責任ということはありえない。そのことは、井上も本心ではわかっているでしょうが、ドラマのことを思えばこそ、今回の発言をするべきではなかった」(テレビ誌記者)
5月3日放送の第18回「龍馬!登場」から、第2章に突入する『花燃ゆ』。文の兄・吉田寅次郎役の伊勢谷友介は、先日のクランクアップ会見で「ちゃんと見ている人には、伝わっていると思う。10%もあれば十分。これから闘いだらけになるので、数字が上がるかも」と期待を寄せていたが、果たして幕末の動乱期が描かれる第2章で、起死回生はみられるだろうか?
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