意識不明の男の病室へ女たちが押しかけ、17股発覚! 修羅場から一転、“被害者の会”発足へ「カネ返せ!」
#中国 #東アジアニュース
一人っ子政策を背景とした産み分けの横行により、人口の男女比が世界一偏っているといわれている中国では、結婚恋愛市場における男余りが深刻化している。
ところが、そんな状況下にあっても、モテる男はモテるようだ。
最近、湖南省に住む男が、少なくとも「17股」をかけていたことが発覚し、話題となっている。
4月4日付の「中国江蘇網」によると、21歳の小麗(シャオリー)さんは3月24日の夜、彼氏である袁(ユエン)が交通事故で重体だと、病院から連絡を受けた。ところが病室に駆けつけると、そこには衝撃的な光景が広がっていた。10人以上の女性が自らの恋人を取り囲み、それぞれが「我こそが本命カノジョ」と主張をしていたのだ。小麗さんはショックのあまり、目の前が真っ暗になったという。
「私と彼が出会ったのは去年の3月。すぐに仲良くなって、恋愛関係に発展しました。彼には、私の車を貸してあげたりもしていました。1年以上も付き合っていたのに……。涙が止まりません」(小麗さん)
しかし、小麗さんは真実から目をそらさなかった。彼女はSNSのグループチャット機能を利用し、男のお見舞いに来た女性たちを全員、このグループチャットに招待したのだ。するとその数は、なんと17名にも上ったという。そして彼女たちは、SNS上のチャットで、彼との関係を語り始めたのだ。
「私は彼との子どもも産んだわ。もう彼に対して愛情はないの。ただ、子どもの戸籍をどうすればいいか分からなくて……」
「いまだに信じられない。彼は私に結婚しようと言ってくれたのに」
「“怪しい”と思うことはあったけど、彼に恋をしていたから全部を信じてしまっていたの」
そんな彼女たちの被害告白には、ある共通点があった。それは皆、男に20~40万円ほど貸しており、一度も返してもらったことがないというのだ。
そこで彼女たちは、地元警察に被害届を提出。警察は、詐欺事件として捜査を開始したという。男の恋人だとそれぞれ信じていた彼女たちだが、真実を知って「被害者の会」として連携した格好だ。
この事件に関し、中国版Twitter「微博」では、
「17人と同時交際できるなんて、才能だよ。でも、決してイケメンではないな」
「こんなブサメンですら彼女がいるというのに、俺は……」
「これだけ多くの女性が虜になってしまうということは、もしかしてアレがうまいということか!」
など、さまざまな反響が見られる。
現在、男は事故による頭部へのダメージで意識不明となっているが、意識が戻ってからも、彼にとっては新たな修羅場となりそうだ……。
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