“佳子さまフィーバー”は雅子妃批判の裏返し!? 皇室一族の光と影
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事
「アベノミクス恩恵企業に『免税特権10兆円』のカラクリ」(「週刊ポスト」3/6号)
「消費税に『軽減税率』新聞だけは早くも当選確実」(「週刊現代」3/7号)
「「皇太子さまに55才のご覚悟をお聞きしたい!」(「週刊文春」2/26号)
「「小沢一郎そっくり!? 麻生太郎副総理『熟年離婚』情報の怪」(「週刊文春」2/26号)
「「『妻のDV』読むだけで怖い事件簿」(「週刊ポスト」3/6号)
「「曾野綾子『コラム論争』の重大な『誤解』」(「週刊ポスト」3/6号)
「「曾野綾子『移民政策』コラムで私が伝えたかったこと」(「週刊文春」2/26号)
「「スポーツ紙が書かない『プロ野球』キャンプ情報」(「週刊新潮」2/26号)
「「カレンダー70万部 松岡修造 家庭では年上妻に“甘えん坊将軍”」(「週刊文春」2/26号)
「「『週刊現代』も日経新聞も証券アナリストも 株価予想記事はなぜこんなに外れるのか」(「週刊ポスト」3/6号)
今週は目立ったスクープもないので、順位はつけない。
ところで、講談社が大幅な機構改革を発表した。これまで30あまりの局・室があったが、それを12局・2室に再編するというのだ。
「数を絞り込んだ担当役員と局長がおのおのの事業戦略をスピーディかつダイナミックに決断・実行し、現場の作る力と伝える力を最大化し、時代に即した決定スピードを持つ組織にしていこうと考えております」(野間省伸社長)
私がいた第一編集局は「第一事業局」と変更され、鈴木章一氏が局長になる。
2014年度の決算は、売上高1,190億6,400万円(前年比99.0%)。税引前当期純利益38億7,400万円(同93.5%)で、当期純利益は27億5,500万円(同85.7%)だが、利益のほとんどは31億300万円ある不動産収入だから、本業ではまだまだ厳しい状況は変わっていない。
フライデーは横ばい状態だが、週刊現代は実売が30万を切り、低落傾向に歯止めがかからないようだ。このままでは週刊ポストに追い抜かれるかもしれないと、編集部は危機感を抱いているそうだ。鈴木崇之編集長と鈴木章一局長との関係も微妙なようで、崇之編集長はストレスから一時入院したというウワサまで流れている。
そんな現代に、ポストがかみついている。このところの現代の株価予測記事が「無節操」だというのだ。
確かに1月31日号の「『株価2万円』『暴落8000円』どっちも本当だ」や2月21日号の「『暴落説』が強まる一方で『株価2万5000円』は本当なのか」というタイトルは、読者を迷わせる。
ポストは他誌や日経新聞も当たらないと難じているが、基本的に日経は大企業の広報紙のようなものだから、眉に唾して読む必要がある。
現代は今週も、現役ファンド・マネジャーが匿名で話す「3月、景気と株はこう読むのが正しい」という巻頭特集をやっているが、ここでも株価は「3月にかけて次々と上値を目指す展開が期待できる」としながらも、別の人間が「本格的なバブル相場が形成されるほど世界経済が持ち直しているわけではない。突発的に相場が荒れることもあるので、充分注意した方がいいでしょうね」と言っている。
これでは、どれが正しいのかわからないではないか。こんな特集をやる意味があるのか、私には疑問だ。
錦織圭がテニスブームの主役なら、松岡修造はそのブームを演出し、便乗したといえるのかもしれない。何しろ、松岡の日めくりカレンダー『まいにち、修造!』(PHP研究所)が70万部を超えて、まだ売れ続けているというのだ。
それだけではないと、文春が書いている。LINEスタンプは1週間で350万ダウンロード、CM契約数でも、嵐の櫻井翔と並んで年間1位だそうだ。
「人もテニスもラブから始まる」「自分を持ちたいなら、サバになれ!」といった修造コトバを毎日読んでいるのが何十万もいるのかと思うと、不思議ではあるが。
意外に亭主関白で、3人の子宝に恵まれ夫婦円満だそうだから、うらやましい男である。
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