元AKB48・大島優子ヒロインの『銭の戦争』が“視聴率女王”杏『デート』に逆転勝利、フジ起用女優の明暗
#ドラマ #大島優子 #杏
17日放送の草なぎ剛主演ドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)の第7話が、平均視聴率14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最高を記録したことが分かった。
原作は、2007年に韓国で連ドラ化もされた同名コミックス。舞台を東京に置き換え、エリート証券マンから一転、金、職、婚約者とすべてを失った主人公が復讐に燃え、這い上がっていく姿を描く。キャストは草なぎのほか、元AKB48・大島優子、木村文乃、渡部篤郎など。一時は平均視聴率11.9%まで落ち込んだものの、最新話で巻き返しを果たした。
「放送前、ネット上では『ヒロインが大島で大丈夫かよ』という声が殺到していたが、始まってみると『意外といい』『演技できてるじゃん』『“元AKB48”というだけで、偏見持ってた。ごめん』という声が目立つように。同作で、草なぎの演技力が再評価されていると同時に、大島にとっても“脱アイドル”に一歩近づいたといえそう」(テレビ誌記者)
一方、同局で放送中の杏主演の“月9”『デート~恋とはどんなものかしら~』が、関係者の期待を裏切る結果となっている。
同作は、杏と長谷川博己が“恋愛力ゼロ”の男女を演じる恋愛コメディ。『鈴木先生』(テレビ東京系)や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)など、数々の名作を生み出した古沢良太氏によるオリジナル脚本ということもあり、放送前から話題となっていた。
しかし、初回こそ14.8%と、放送中の民放連ドラでトップを記録したが、第3話で11.0%まで低迷。『銭の戦争』や『○○妻』(日本テレビ系)、『DOCTORS3 最強の名医』(テレビ朝日系)に次々と抜かれ、現在、全話平均は民放連ドラで4位まで落ちてしまった。
「杏は、『ごちそうさん』(NHK)以降、主演ドラマが立て続けにヒット。“潜在視聴率”もギャラも現在トップレベルといわれるだけに、フジとしては期待外れ感が否めない。一方、演技力を誰も期待していなかった大島が、視聴者から評価され始めている現状も、フジとしては予想外のこと。4月から始まる警察ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)で初主演が決定している大島ですが、フジは早速、年内の連ドラにおいて、大島の獲得に動き出すとか」(同)
ハードルが上がりきっている杏と、はなから期待されていなかった大島。今クールでは、女優2人の明暗を分けそうだ。
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