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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 8.6秒バズーカー、一発屋狙いだった
芸歴1年弱でブレーク! 単独ライブ1分で完売! 

お笑い界を“秒速”で駆け抜ける8.6秒バズーカー「一発屋狙いで芸人になった」2人の不確かな未来

_MG_1631.jpg 左からはまやねん、田中シングル/撮影=後藤秀二

 いまや老若男女「ちょと待てちょと待てお兄さ~ん」状態! 昨年末からメディアを席巻している謎のフレーズ“ラッスンゴレライ”。赤いシャツに黒のネクタイ、そしてサングラスでキレのいいリズムネタを繰り広げる2人、8.6秒バズーカーはなんと昨年NSCを卒業したばかりという若手中の若手。まさに秒速で売れた2人は今、どのような心境の中でラッスンしているのか? 多忙なスケジュールを象徴するかのように、異例の「出前食べながらインタビュー」となった今回、サングラスの下のその素顔に迫った。

――お2人は中学校の同級生とのことですが、コンビでNSCに入るって、同期からうらやましがられませんでした?

田中 エピソードが多いっていうのはありますね。「同級生っていうのは、後々めっちゃよくなるから」とは言われます。

――さまぁ~ずさんしかり、ダウンタウンさんしかり。

田中 同級生コンビは、ボケにすぐ気づいてくれる……はずなんですけどね。僕らの場合は「今のボケわかった?」「え? 全然!」って、笑いながらこいつが言う。

はま とりあえず、めっちゃ笑ってる。

――お互い「あぁ、こいつ面白いな」っていう気持ちはあったということですよね?

はま 仲良かったんで。

田中 やることは大体一緒やねん、な?

――では、その延長線上に“ラッスンゴレライ”があったと。

田中 あれは、僕が相方笑かそうと思って散々やってたときに生まれたんです。ホンマに意味わかんないんですけど。ちょうどNSCのネタ見せの前の日ですね。とりあえず、これで明日はやってまえ。怒られてもええやと。NSCって、基本的に同期のネタ見せで笑わないんですよ。ヘラヘラしてる場合ちゃうやろと。でも、同期にはめっちゃウケた。講師の人には「ストーリーがないから、意味わからん」って言われて、卒業してから半年くらいは封印していたんですけど、ライブたくさんやってると、ほかやるネタがなくなっちゃって。

はま もう“ラッスンゴレライ”やるしかないかって。

田中 そのライブでめっちゃウケて、1位になって。

はま こんなんでウケるんか?って(笑)。わかんないもんですね。

田中 僕らだけ楽しいって思ってたんですよ。ただ、それから“ラッスンゴレライ”っぽいネタって思って作っても、ダメなんですよね。狙いにいったら、それはそれで違うと。

――そう考えると、いま世間でこのネタが好きな人は、きっとそのときの2人と同じテンションなのかもしれませんね。教室の後ろで、なんかよくわからないこと言ってツボに入った、あのテンション。

はま だったらうれしいですね。

――テレビに出るようになって、どれくらいたちますか?

田中 初めて出してもらったのが去年の11月なんで……3カ月もたってないですね。

はま あっという間だな……怒涛の3カ月でした。

――ちなみに、年末年始のスケジュールってどんな感じでした?

田中 すさまじかったですよ。

はま 24時間ずっと、この衣装着てました(笑)。

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