イタリアの八百長疑惑で、サッカー日本代表の新監督人事に急展開! ファンからは意外な反応?
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9日、イタリアのANSA通信が、サッカーの八百長疑惑で、同国代表監督のアントニオ・コンテ監督を含めた130人を正式に捜査対象にすると報じた。これは、2010-2011シーズンに行われたイタリア杯での疑惑が受理されたことによるもの。また、アタランタのステファーノ・コラントゥオーノ監督も、セリエBで指揮していた11年の疑惑により捜査を受けるなど、イタリアサッカー界は大きく揺れている。これにより、日本代表の新監督探しも変更を余儀なくされそうだ。
「これまで正式にオファーを出したと報じられている4人のうちの3人が、イタリア人ですからね。もし決まっていたら、アギーレに続いてまたもや解任、なんて事態になりかねなかった。そういう意味では、協会にとってはラッキーだったかもしれませんね。ただ、これでイタリアとスペインに近年関わった監督を採用するわけにはいかなくなってしまいました」(スポーツライター)
イタリアとスペイン系で候補によく挙がるのが、レオナルド、スパレッティ、カマーチョ、ゼーマン、ミチェルの5人。特にレオナルドは日本でのプレー経験もあり、有望と目されていたので、協会にとって今回の事件は大きな痛手だろう。
「イタリアに渡航した調査員もいたようで、協会にとっては大誤算だったのは間違いありません。今ごろ、作り上げたリストを大刷新していることでしょう。しかし、この事件に関して日本のファンからは『これでドイツ人監督が見られるかも?』『日本人はリストに挙がらないのかな?』『オリベイラジャパンが見たい!』などと、意外にも喜びの声が上がっています」(同)
イタリア、スペイン系がダメになり、ミハカル・ラウドルップやハリルホジッチなど新たな候補者の名前も挙がっている日本代表の新監督探し。今後も、しばらく目が離せなさそうだ。
(文=沢野奈津夫)
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