「Negiccoかわいそう」との同情票もあるが……NGT48誕生はブレークのチャンス!?
#アイドル #AKB48 #NGT48
AKB48グループが新潟を拠点とする「NGT48」の結成を発表した。このニュースを受け、一部のアイドルファンの間では、新潟発のアイドルグループ・Negiccoを心配する声が上がっている。
「Negiccoは2003年の結成以来、商店街のイベントへの出演など地道な活動を積み重ねて知名度を上げてきました。渋谷系の系譜を受け継ぐ音楽性で、音楽ファンからも評価が高いですね。昨年12月発売のシングル『光のシュプール』はオリコン週間チャートで5位を獲得し、ブレーク寸前といわれています」(音楽業界関係者)
そんなNegiccoを陰ながら応援していたというタレント、マツコ・デラックスは、26日に出演した『5時に夢中!』(TOKYO MX)でNGT48が話題に上った際、「Negiccoがかわいそうだよ。頑張ってきたんだよ、10年も」「ジャマするなよ、っていうのが、ちょっとあるんだよね」と発言。新潟県三条市の国定勇人市長も、自身のブログ(1月26日付)にて「可哀想じゃないか!」「“住み分け”の軸探しが必要」と主張した。ネット上でも「露骨なNegicco潰し」と指摘する声が多い。しかし一方で、「チャンス」だと捉える向きもある。
「Negiccoは現在、全国で放送される予定のCM出演を控えています。そんなタイミングで、NGT48に絡めて名前がメディアに躍ったのは、いいプロモーションになったといえる。結成後も何かにつけ比較されるでしょうから、名前を広めるチャンスになるのでは。また、ほのぼの感が売りのNegiccoと、ほかの姉妹グループ同様、メンバー間での競争を強いられるであろうNGT48とでは、“ガチオタ”層はかぶらないはず。『Negicco VS NGT48』という雰囲気が高まったとしても、プロレスのようなもので、実際にはうまく共存できると思いますよ」(同)
当のNegiccoサイドはどう思っているのか? 社長兼マネジャーの熊倉維仁氏は地元テレビの取材に対し、「若い人が少ない」など新潟で活動することの大変さを語った上で、「なんで新潟なんだろう」と困惑気味に答えている。また、「脅威とか嫌だなってのは別にない。今まで競合がいっぱいいる中で、いっぱいやってきているわけですから」「僕らは僕らのことで必死。3人ともそういう気持ち」ともコメント。メンバーのKaedeは自身のTwitterで「新潟可愛い子多いのでかなりいいグループになるのではと思います、、、!」とつぶやいており、周囲が心配するほど本人たちは気にしていない、というのが実情のよう。お互いを補完し合ういい関係を築き、新潟を盛り上げてほしいものだ。
(文=田島ヒロミ)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事