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日刊サイゾー トップ > 海外  > “ナッツ姫”騒動で怪文書が流出

「日本のマスコミに知らせて!」“ナッツ姫”騒動で揺れる大韓航空社内を飛び交う怪文書

737_at_Daegu_International.jpgWikipediaより

 “ナッツ姫”として世間を騒がせた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長の横暴ぶりが、次々と暴露されている。元客室乗務員からは「自分が気に入らない部下に暴力を振るうのが日常的だった」と、ブラック企業ばりの勤務態度を明かされたりしているが、実は東京にある日本オフィスでも、社員の間で密かに前副社長の“愚行”がささやかれているという。社員のひとりによれば「よくやりとりをしている韓国のスタッフから、前副社長の悪いウワサが書かれたメールが頻繁に送られてきている」というのだ。


 その気になる中身だが、「整形代金の支払いで揉めた過去がある」という話も書かれていると社員。

「美容整形に通いながらも“イメージ通りではなかった”と何度もやり直しをさせた挙げ句、支払いも拒んで、医師から会社に苦情の電話が入ったことがあったそうです」(同)

 整形大国である韓国だけに、整形自体は驚くような話ではなく、前副社長の夫もソウルの整形外科院長。整形話自体すでに韓国誌でも報じられており、こちらは過去、整形の疑いがある美人社員に『整形などせず、実力で勝負するべき』と説教をしていながら自身は整形を重ねていたという内容だった。

 前出の社員によると「ほかにも『カナダ人の貿易商社マンにしつこく言い寄ってフラれた』などと不倫未遂疑惑の話もあった」という。さすがにこのレベルになると信ぴょう性は高くはないとするものの、学生時代から同級生に使い走りを命じていた強烈な性格が伝えられるなど過去の素行の悪さが伴い、“根も葉も”なゴシップが広まりつつあるようだ。

 今回の事件は、自身が乗った機内で女性客室乗務員のナッツの出し方に激怒、離陸を遅らせたものだが、航空保安法違反などの容疑で逮捕され、国中から非難を浴びている。ただ、その背景には財閥「韓進グループ」の会長の長女で、入社わずか6年半で要職に就くなど創業者一族が極端に優遇されてきた社会の在り方に対する不満がある。

 前出の社員も「韓国スタッフから送られてきたメールの中には、近いうちにベッド写真が流出するらしいという、明らかにウソっぽい話も書かれていましたが、その中に『連中の特別扱いを許すな』との意見もあって、内容よりもいかに一族の役員が嫌われていたかが分かる」と話す。

 ナッツ姫の横暴は、韓国経済界が財閥に支配されている実態と、それに対する国民の嫌悪感を浮かび上がらせたものとなっている。社員からは話にあった一部メールを見せてもらったが、その中には「日本のマスコミにも知らせてください」という一文があった。隣国に恥を晒す話ではあるが、今回の件に限っては“特例”なのかもしれない。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2015/01/21 14:00
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