イケメン枠? 組織票? 内田篤人がブンデス今季前半戦MVP投票2位の“怪現象”
#サッカー #内田篤人
サッカードイツプロリーグ・ブンデスリーガ公式サイトのファン投票で、シャルケの内田篤人が前半戦MVPの2位に選出された。1位に輝いたフランクフルトのアレクサンダー・マイヤーは、全票数の57.27%を獲得。それに続き内田も25.07%と、3位のウォルフスブルク、ケビン・デブロイネの4.94%に圧倒的な差をつけた。
しかし、今シーズンの内田は、確かに好調をキープしているものの、バイエルンのアリエン・ロッベン(2.78%)、バロンドール最終候補にも選ばれたマヌエル・ノイアー(2.40%)と比べて上というのはありえないと、ファンから不満の声が上がっている。
「内田選手のヨーロッパでの評価は、日本でのイメージよりもはるかに高く、ACミランの本田選手よりも上です。さらに、その甘いマスクと献身的なプレーで、人気は相当なもの。しかし、2位というのは、いくらファン投票による結果でも、納得がいかないという意見がほとんど。明らかに何かしらの“力”が働いていると、誰もが感じたでしょうね」(スポーツライター)
内田は、昨年のブンデスリーガ年間ベストイレブンにも、ドイツの至宝フィリップ・ラームを差し置いて選出されている。ケガによる長期離脱をして、全34試合中22試合の出場にもかかわらずだ。2年連続のこの結果に、さすがに日本のファンも呆れているという。
「Twitterが原因です。シャルケの公式Twitter日本語版が、内田への投票を呼びかけ、それがリツイートされ、あまり知らないファンが、とりあえずで投票してしまったことがこの結果を生んだとみられています。これには、日本のファンからも『恥ずかしい』『もはや内田がかわいそう』『顔だけファンは反省すべき!』などと、痛烈な批判が集まっています。当の内田選手本人が気にしていないといいんですけどね」(同)
2位という結果が不自然だとしても、ここ数年の内田の安定した活躍ぶりには目を見張るものがあるのは確か。今は、右膝の古傷を痛め欠場してはいるが、後半戦で更に結果を出し、実力で今度は1位を獲得してほしいものだ。
(文=沢野奈津夫)
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