地下アイドルと“かぶりまくり”のスマイレージ新名称「アンジュルム」は定着するか
ハロー!プロジェクトの9人組アイドルグループ・スマイレージが17日、グループ名をアンジュルム(英語表記:ANGERME)に改名することを発表した。
新グループ名は、メンバーの中西香菜(17)が命名。フランス語のange(天使)とlarme(涙)を合わせた造語で、“天使のような優しい心で、いろんな涙を一緒に流していこう”という意味が込められている。
「スマイレージは9月、ネット番組内で、改名とメンバーの増員をすると発表。メンバーから『武道館という目標を達成し、もっと進化していきたいから』などの理由が語られた。しかし、昨今のハロプロはAKB48グループや、ももいろクローバーZなどのスタダ系アイドルに押され、伸び悩み感が否めない。今回の改名を“迷走の表れ”と見る向きも強い」(芸能誌ライター)
また、新グループ名に関しても、賛否両論が巻き起こっている。
「今年は、似たような名称のアイドルグループが、いくつもデビューしているんです。アンジュという単語は、曲名や商品名にもよく使われる定番の言葉。かぶるのは仕方ないのですが、アイドル界の一時代を築いたハロプロのグループが、地下アイドルと一緒にされてしまうのではないかと、世間の目を気にするファンもいるようです」(同)
地下アイドル界では、3月に11人組六本木発アイドルユニット“アンジュ”が結成され、2ndシングルはオリコンデイリーチャート1位を獲得。10月には、冠テレビ番組『Angeのバカ騒ぎ』(TOKYO MX)もスタートした。また、愛乙女★DOLLの妹分として4月に結成された5人組“アンジュレーブ”は、デビューシングルがオリコンデイリーチャート4位に。さらに10月には、上野・アメ横の5人組ご当地アイドル“ボンボン・アンジュ”がお披露目ライブを行い、新聞でも取り上げられ、話題となった。
大みそかのカウントダウン公演で、3人の新メンバーが初舞台を踏むアンジュルム。あまたいるアイドルグループに埋もれることなく、再出発を機に飛躍することはできるだろうか?
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