トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

絶好調『ドクターX』全話20%超え確実も、米倉涼子は“第4シリーズ”に難色!?

yonekuraryouko1218.jpg

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 11日に放送された第10話が、今クール最高の24.8%(関東地区、ビデオリサーチ/以下同)を記録した、米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第3弾。18日に放送される11話の最終話が注目されており、「最終話が20%を超えれば、全話20%超え。2005年の日本テレビ『ごくせん』第2シリーズ以来の快挙なんです」とドラマ関係者は言う。


 仲間由紀恵主演の日テレの人気ドラマ『ごくせん』シリーズは、全3シリーズにわたって高視聴率だったが、全話で20%を超えたのは05年の1月からスタートした第2シリーズだけだった。

 この時の共演者は、当時人気上昇中だったKAT-TUNの亀梨和也に、その後、グループを脱退した赤西仁。それに、若手人気俳優だった小池徹平に小出恵介。第2弾の高視聴率は、彼らの存在が大きかったといわれている。

 しかし、米倉主演の『ドクターX』は、光る脇役やゲストは出演するが、ジャニタレのように即、視聴率に影響力を持つ出演者はいない。にもかかわらず、初回から連続して、20%超えを記録。8週連続となった時点で、最高40%超えを果たした日テレの高視聴率ドラマ『家政婦のミタ』、それにTBS『半沢直樹』と肩を並べたといわれたが、『家政婦のミタ』も『半沢直樹』も、初回視聴率は20%を超えていない。今シリーズ当初、『ドクターX』は8話予定だったが、視聴率がよかったために3話追加、11話になったのだ。11回目に当たる18日の最終話も、天変地異でもない限り、20%超えは間違いない。同時に『ごくせん』以来の9年ぶりの快挙達成も確定的だ。

 それだけに、すでにシリーズ第4弾の話が持ち上がっている。テレ朝としては、高視聴率番組を見逃す手はない。やる気満々だが、実は米倉本人は難色を示している。女優として、イメージが固定化されるのを避けているのだろう。そこで、日テレは米倉に代わる『ドクターX』の主演を探している。同じ事務所の上戸彩や旬の女優の杏、それに沢尻エリカの名前が挙がっているそうだ。

 しかし、大門未知子は米倉のハマり役。誰がやっても違和感が生まれてしまい、20%超えの視聴率が取れるという保証はない。そんな中、筆者は米倉の所属事務所関係者から「米倉が第4弾をやるかどうかは、まだテレ朝との話し合い中ですよ」と希望ある情報を入手した。

 この世知辛い世の中、荒唐無稽なスカッとする米倉主演の医療ドラマは存続してほしいものだ。
(文=本多圭)

最終更新:2014/12/18 11:30
ページ上部へ戻る

配給映画