米ナンパ師ジュリアン・ブランク氏より強引!? 東京の夜の街に、中国人ナンパ軍団が出没中
#中国
これまでに10カ国以上でナンパ指南のセミナーを行ってきた、米国人男性のジュリアン・ブランク氏。「東京じゃ、白人はヤリ放題」などといった言動に批判が相次ぎ、日本で予定していたセミナーは中止に追い込まれた。オーストラリアやイギリスでも、同氏のビザ停止や入国拒否の措置が講じられている。
しかし、ナンパの強引さに関し「白人よりひどい」とクレームが相次いでいるのが、一部の中国人男性だ。
毎週末、夜の六本木に繰り出しているというK美(28歳)とS子(24歳)は話す。
「六本木5丁目交差点の近くにあるバーGは、やたら中国人が多い。40歳くらいのおっさん集団が、ノリノリで腰に手を回してきたりする。私はさりげなく振りほどいていたんだけど、すごいしつこかった」(K美)
「私はミッドタウンの近くのラウンジRで、カタコトの日本語を話すアジア系の女の子に声をかけられ、一緒に飲もうって誘われてついて行った席に、30すぎくらいの男が3人いて。30分くらいその女の子を通訳にして話していたんだけど、最後に『いくら払ったら、俺のホテルに来る?』みたいなことを真顔で言われてドン引きした」(S子)
ジュリアン氏にも負けず劣らずの強引さを見せる彼らについて、中国事情に詳しい高田信人氏はこう話す。
「中国のディスコには売春婦が多数紛れ込んでいるところも多く、日本もそうだと勘違いしているのかもしれない。また、AVや援助交際に関する偏った情報から、『日本人女性は性にオープン』という偏見を持っている男性も少なくない。加えて、ネットメディアは『中国人男性が日本人女性にモテモテ』みたいなヨタ記事を盛んに掲載していた時期があり、うのみにしている人もいるのでは」
さらに高田氏によると、中国のネット上には日本でのナンパに関する情報があふれているという。
そこで中国を代表する検索エンジン、百度で「東京 泡ニュウ(ナンパの意)」と打ち込んでみた。
すると、最上位に出てきたのは「東京六本木ナンパ指南」というページだ。そこには、
「女の子もグループなので、チームワークが肝心」「女性グループ全員が可愛いということはないので、生贄になる人が必要」「20代より30代の女のほうがカンタン」といったような趣旨の内容が書き連ねられていた。また、おすすめのナンパスポットとして、西麻布のエーライフ(閉店)やミューズ、六本木のフラワー(閉店)、フェリアが紹介されていた。ほかにも、日本人女性と共に撮った写真を「俺がナンパした女」として掲載したり、日本でのナンパ成功談を書き込んだブログも数多くヒットした。
草食化が進む日本男児だが、そろそろ立ち上がる時か?
(文=牧野源)
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