『ぬ~べ~』アンチに、プロデューサー反論「ネットと関係なく純粋に観る視聴者は違う」→また炎上
#ドラマ
ネット上で酷評が相次いでいる連続ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)だが、プロデューサーの発言が物議を醸している。
同ドラマは、物語の舞台を原作通りの小学校ではなく、高校に変更。日本古来の妖怪・雪女を、元KARAの知英(ジヨン)が韓国語なまりの日本語で演じ、巨乳のヒロインをスレンダーな桐谷美玲が演じるなど、原作ファンから反感を買っている。
また、番組公式掲示板の“縦読み”が話題に。視聴者から投稿された横書きのコメントを縦に読むと、「うちきり待機じよんおろせ」「うんこドラま」「ゆきめがブス過ぎ」「これだから3次元は嫌い死ね」といった揶揄が出現。一見すると「面白かったです」「次回も期待してます」といった言葉が並んでいるため、スタッフも気付かず公開してしまったようだ。
視聴率も1ケタまで落ち込み、数字・評判共に窮地に立たされている『ぬ~べ~』。制作側も酷評を大いに気にしているようで、今月2日放送の特番タイトルは、『地獄先生ぬ~べ~炎上上等! 全ては妖怪のしわざだから、この際、徹底的に予習復習SP』(後に変更)という、炎上を意識したものであった。
さらに先月25日放送分では、関ジャニ∞・丸山隆平演じる主人公・ぬ~べ~が、生徒たちに「インターネットなんて狭い世界でコソコソしてないで、言いたいことがあるなら大きな声で、言葉で伝えろ。なんの意味もないことつぶやいたり、一体なにがそんなに面白いんだ?」と説くシーンが登場。「視聴者に向けたメッセージでは?」と話題になった。
日テレの戸田一也プロデューサーは、一部メディアの取材に対し、「原作をそのまま焼き直して実写化することが、正義だとは思いません」「いろいろなキャラクターのビジュアルは変更して原作通りではないですが、キャラクターの根本となる“精神性”だけは守っています」などとコメント。
また、「ネットの評判と、ネットと関係なく純粋に観る視聴者のお子さん、お母さんでは反応が違う」と説明。あたかも“視聴者は、ネットの評判に左右されている”というような口ぶりに、ネット上では、「酷評をネットのせいにするな」「ドラマとして、普通につまらないだけ」と、反論が相次いでいる。
「『ぬ~べ~』の脚本は、子どもに大人気の『妖怪ウォッチ』に便乗した小ネタが盛り込まれるなど、放送が始まってみると、想像以上に子ども寄りの作風だった。しかし、舞台が小学校から高校に変更されたことや、関係者が『妖怪版GTOを作りたい』などと発言していたことから、そのことが原作ファンにうまく伝わらなかった。最初から子ども向けであることを打ち出すか、もう少し大人が楽しめる脚本にすれば、ここまでバッシングされることはなかったのでは?」(芸能ライター)
『ぬ~べ~』が振るわないのは、制作側の問題か? はたまた、ネットの風評被害なのだろうか……?
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