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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ホリプロキャラバンは人材不足?

ホリプロキャラバン、20歳即戦力は“元グラドル”……露呈した「人材不足」

YouTubeより

 大手芸能プロ・ホリプロ主催の「第39回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の最終審査が3日、都内で行われ、20歳の生田若菜がグランプリに選ばれた。「即戦力」をテーマに人選した今回、頂点に立ったのは元グラドル経験者。芸能関係者は「人材不足が露呈した形」と嘆いている。


 3万8,628人の頂点に立ち、女優、歌手デビューの切符をつかんだ生田は「私の目標は歌もお芝居もできる人。歌でみなさんを感動させて、お芝居をする時はまた別の表現方法で、見ている人を感動させたいです」とあいさつ。大手メディアでは「理想の即戦力」などと強調して審査の模様を紹介しているが、芸能関係者の評価は思いのほか前向きではないようだ。

「今回、即戦力をテーマにしたのはいいが、裏返せば近年、同コンテストからモノになった人材が少ないということもいえる。主だったところでは足立梨花(2007年)、小島瑠璃子(09年)なんかはまだ成功例といえますが、深田恭子(96年)、石原さとみ(02年)、綾瀬はるか(00年・審査員特別賞)などが出てきた時期に比べると、コンテスト自体のパワーも落ちている。深田や綾瀬が出てきた頃は、それこそ新鮮味があり、同コンテストのイメージも合致していましたが、今回は元タレント経験者をわざわざ発掘。『一本立ちする人材を、いち早く』という事務所の事情が、かなり見え隠れします」

 発掘のテーマ同様、即戦力の人材としてすぐに活躍となればいいが、今回ホリプロが大きな「賭け」に出たことだけは、間違いなさそうだ。

最終更新:2014/11/05 12:00
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