急展開! 法廷で「ASKA×ヤクザ」直接対決の可能性――実現すれば、怒号飛び交う異様な空気に!?
#事件 #覚せい剤 #ASKA
覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪で有罪判決を受け、現在は千葉市内の病院に入院中の歌手ASKAが、身を震わせている。といっても、シャブの禁断症状ではない。暴力団の薬物裁判に、証人出廷させられる可能性が出てきたからだ。
22日、ASKAの一連の薬物事件をめぐる注目の裁判が2つ行われた。
1つは、愛人関係にあった栩内香澄美被告の第4回公判。もう1つは、ASKAに覚せい剤などを譲り渡したとして逮捕された、指定暴力団住吉会系組幹部・安成貴彦被告と無職・柳生雅由被告の初公判だ。
安成被告は薬物の調達係で、柳生被告は運び屋だったとされる。安成被告は取り調べ段階と変わらず「身に覚えがない」と否認。柳生被告は取り調べでは「安成被告に依頼して違法薬物を用意してもらっていた」と容疑を認めていたが、この日になって突然「覚せい剤と(合成麻薬の)MDMAを売ったことはない。安成被告と共謀したこともない」と供述を翻した。
これには弁護人も「被告は、前日の打ち合わせと違うことを言ってしまっている。後日、あらためて罪状認否の確認をしたい」と大慌てだ。
それは検察側も同じ。捜査関係者によると「柳生被告の証言から安成被告を追い込もうという計算が崩れた。検察は最終手段としてASKAの証人申請の準備に入ったようだ。2人を逮捕したのはASKAの証言が決め手。検察側はASKAを法廷に招き、柳生被告から違法薬物を譲り受けた詳細を再び証言させようとしている」という。
こうなると、シャレにならないのがASKAだ。
「柳生被告よりも安成被告のほうが問題。彼は、通称“新宿薬局”と呼ばれる違法薬物の売買に特化した暴力団組織の幹部。ASKAのせいで、組は大打撃を受けた。ASKAに対する怒りは相当で、法廷で顔を合わせれば怒号が飛び交うことも予想される。傍聴席に組員が陣取り、ニラミを利かせることも考えられる。ASKAは生きた心地がしないだろう」とは暴力団情勢に詳しい人物。
現在、ASKAが千葉市内の病院に入院しているのも、薬物治療ではなく、こうした暴力団組織の追撃から身を守るためといわれている。
「その病院はセキュリティーが厳しいことで有名。薬物治療プログラムはおよそ8週間なので、ASKAはとっくに終わっている。それなのに退院しないということは、まぁ、そういうこと」(関係者)
ASKAが、暴力団と対峙する日は来るのか――。
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