トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 吉本芸人が関西Uターンのワケ

千原ジュニア、ダウンタウン……吉本芸人が「ギャラ半分」でも関西ローカル“Uターン”のワケ

tiharakyodai222.jpg“ジャックナイフ”の頃。

 最近、関西のローカル番組に異変が続いている。千原ジュニアが冠番組『千原ジュニアのシュッとしょ!』(ABCテレビ/10月25日スタート)を始めるだけでなく、すでにダウンタウン、今田耕司、ナインティナインの岡村隆史など、キー局でもMCクラスの芸人が、続々と“Uターン番組”を開始しているのだ。


「今田さん、ダウンタウン、岡村さんのほかにも、雨上がり決死隊も大阪で収録する冠番組を持っています。ギャラは、東京キー局の半分以下といわれており、お金の面でのメリットは、あまりありません」(お笑い関係者)

 だが、過去には元タレント・島田紳助も関西ローカルで番組を持っており、明石家さんまも長年にわたって冠番組『痛快!明石家電視台』(毎日放送)を続けている。そこで気になるのは、なぜこの流れが急に強まっているのかという点だ。

「端的に言えば、在京キー局でのバラエティ番組では、本人たちがやりたいことをやれない環境になったということです。そこで、旧知のスタッフがいる在阪局でそれを実現させたい、という流れになった。在阪局サイドも、吉本との関係は深いですし、大物芸人が番組出演してくれるとなれば、メリットもある。両者の利害関係が一致しています」(在阪テレビ局制作スタッフ)

 また、こんな“裏の理由”もある。

「特に、妻帯者の芸人にとっては、知った土地で羽を伸ばせるのが大きい。東京に家族を残して泊まりがけで大阪に来れば、必ず後輩芸人が“お持ち帰り”できる女性を用意します(笑)。そこにメリットを感じ、破格の低予算番組を引き受けている大物芸人もいるほどです」(同)

 十分に稼いだ芸人たちにとっては、もう東京にメリットはない!?

最終更新:2014/10/22 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画