事故死の元日本代表・奥大介さん、なぜ宮古島に移住を?「マラソン大会参加の直前だった」
#サッカー #事故
元サッカー日本代表の奥大介さんが、軽乗用車を運転中に対向車線にはみ出して電柱に衝突、病院に搬送されたが骨盤骨折で死亡した。同乗者はいなかった。
ほとんどの人は、奥さんが宮古島に移住していたことを知らなかっただろう。昨年、2女をもうけた妻で女優の佐伯日菜子からDV被害を訴えられて逮捕(佐伯との示談により被害届の取り下げで起訴猶予処分)、ファンを驚かせた中で離婚した後、勤務先だった兵庫県尼崎市のお好み焼き店を辞め、今年になって知人のいる宮古島に転居していたのだ。
その知人のひとりである女性によると「知り合いを通じてホテルに勤務する話があったのがきっかけでした。もう一度人生をやり直すと言って、体を鍛え直していました。事件の影響でサッカーのような団体競技はやれないけどマラソンならやれると話して、ホテルを通じた観光協会の関係者から勧められ、大会にエントリーしたばかりだったんです」
奥さんが出場を予定していたのは、19日に開催される『第5回エコアイランド宮古島マラソン』だった。現地の大自然を楽しめる島を縦断するコースを、県外からも参加する1,000人近くが走るもの。奥さんがこのマラソンに情熱を傾けたのは「サッカーへの未練が大きかったように見えた」と知人女性。
奥さんはジュビロ磐田や横浜・Fマリノスなどで活躍後、2007年に引退して指導者の道を歩んでいたが、実際に周囲には「まだ試合に出たい」と漏らすこともあり、11年から務めた古巣・横浜FCのテクニカルアドバイザーも力が入らず辞めてしまっていた。このとき横浜FCの関係者からも「普段は温厚なのに、何かの拍子に周囲が止められないほど激しく怒りだすことがあって、イライラしている様子だった」という話も聞かれていたが、その不満が最悪の方向に出てしまったのが、先のDV事件だ。
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