ファン激怒のSexy Zone再編成 関係者からは「不人気メンの隔離」との声も
ジャニーズの5人組グループ・Sexy Zoneが、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨の3人でシングルを発売し、さらに今後はメンバーを流動的にしていくことを発表。ファンの間に動揺が走っている。
この施策が発表されたのは、15日に東京・代々木第一体育館で行われたイベント『新曲大発表会 in 代々木』。すでに9月17日発売のシングル「男never give up」を3人だけでレコーディングをしているという。残る2人は、マリウス葉を中心とした「Sexy Boyz」と、松島聡を中心とした「Sexy 松(Show)」に分かれて活動している。
ネット上でファンの反応を見ると、「ひどすぎる」「5人でセクゾ(Sexy Zoneの略称)なのに……」という悲しみの声が続出。また「格差をつける売り方が気に入らん」「絶対に許さない」「聡マリの努力を踏みにじってる」と激怒するファンも多く、一部では再編成に反対する署名活動を開始した者も見られた。
なぜこのような施策が行われたのか? ジャニーズ事情に詳しい芸能関係者はこう話す。
「Sexy Zoneのマネジメントを担当する飯島三智氏はメンバー内に格差をつける傾向にあり、前々から松島・マリウスはほかの3人より小さな扱いを受けていました。3人を引き立てるとともに、松島・マリウスに同情させてファンを増やす……という戦略でしょうが、いつまでたっても松島に人気が出なかった。また、同じ“飯島派”であるKis-My-Ft2は、“後列4人”として扱われていたメンバーが『舞祭組』として活動することで注目度が上がり、格差が減ってきたといわれていますが、松島は良くも悪くも素朴なので、そうしたイジりで面白くなるタイプでもない。今回の編成は、松島の売り出し方に困った結果、『松島だけ切りたいが、さすがにカドが立つのでマリウスも巻き込んだ』という一面もあるのでは」
松島とマリウスは脱退するわけではなく、Sexy Zoneと2つのユニットをひっくるめて「Sexy Family」という総称もついている。これが女性アイドルなら、3つのグループが絡み合うことで競争心が生まれ、互いに高め合う……という構図になるだろうが、ジャニーズではそうもいかないようだ。
「ジャニーズのファンは平等主義なので、メンバー間の格差を嫌うんです。また保守的なので、大きな変化にも反発する。今回の一件で飯島氏への不満を爆発させているファンも多く、Sexy Familyが成功するかどうかは未知数ですね」
若いジャニーズファンに圧倒的な人気を誇るSexy Zone。この再編成が人気低迷につながらないことを祈りたい。
(文=水原裕実)
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