テレ東『昼めし旅』に追いつかれた『バイキング』……それでもフジ上層部は「打ち切る気ゼロ!?」
#バイキング
“笑いも情報もトリホーダイ”がキャッチフレーズながら、肝心な視聴率が獲れず、苦戦続きの『バイキング』(フジテレビ系)。最近は2~3%台と低迷が続いており、先月27日には過去最低となる1.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。翌28日には、AKB48・川栄李奈が握手会襲撃事件後、初出演することが告知されていたものの、2.9%に留まった。
「今月26日放送の『バイキング』は、2.0%を記録。この日は、5月19日のスタート以来、1%台が続いていたテレビ東京の裏番組『昼めし旅~あなたのご飯見せてください!~』に、ついに追いつかれてしまいました。『昼めし旅』は、芸能人が全国の食卓に突撃取材する“ヨネスケ・スタイル”が話題を呼び、じわじわと人気が上がっています」(芸能ライター)
もはや崖っぷちの『バイキング』だが、27日に開かれたフジ・メディア・ホールディングスの定時株主総会に登壇した、フジテレビの亀山千広社長の発言が波紋を呼んでいる。
この日、株主から『バイキング』の視聴率低迷を指摘された亀山氏は、「(前番組の)『笑っていいとも!』も最初は視聴率2%だったので、新番組も長い目で見てほしい」とコメント。会場では「いつまで続けるつもりだ……」とため息が漏れたという。
「打ち切り間近といわれて久しい『バイキング』ですが、亀山氏をはじめ上層部は、新番組をお茶の間に定着させることに躍起。その執念は、毎夏恒例のフジ主催イベント『お台場合衆国』の名称が、今年から『バイキング』を意識した『お台場新大陸』に変更されたことにも現れています」(同)
案の定、今月行われた『お台場新大陸』の記者会見には、『バイキング』MC陣が勢ぞろい。この会見で亀山氏は、「『バイキング』は夏にぐんぐん数字、上がりますんで」と息巻いた。
「『バイキング』は、コーナー内容に試行錯誤はうかがえるものの、根本的な部分は番組開始当初となんら変わっていない。多くの視聴者が内容はもちろん、レギュラーメンバーのバランスの悪さや、ほぼ無言状態のメンバーの存在などに難色を示している。もし他局に本気で勝つつもりなら、もっと容赦ないテコ入れが必要でしょう」(同)
果たして『バイキング』は、生まれ変わることができるだろうか?
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