トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > AKB顔だけ総選挙で情報操作か

イメージ操作された「女性アイドル顔だけ総選挙」報道 AKBメンバー独占の“茶番劇”

shimazakiharuka0613.jpg撮影=岡崎隆生

 一部メディアが報じた「第2回女性アイドル顔だけ総選挙」の結果に、批判の声が上がっている。

 同ランキングは、11日深夜に放送されたラジオ番組『レコメン!』(文化放送)内で、リスナー投票により決定したもの。AKB48・島崎遥香が首位となり、2位に北原里英、3位に横山由依、4位に松井珠理奈と続き、選抜総選挙で1位だった渡辺麻友は7位。上位20人のうち、AKB48関連グループでなかったのは、8位のモーニング娘。’14・道重さゆみと、14位のRev.from DVL・橋本環奈の2人のみだった。

「一部スポーツ紙がこの結果を、あたかも一般的なイメージ投票のように伝えている。この放送では、SKE48・松村香織ヲタとして知られる高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏がゲスト出演し、散々AKB48グループのメンバーについて語っていた。また、『レコメン!』では4年半にわたり『AKB48 明日までもうちょっと。』というフロート番組が放送されていたほか、先月の握手会襲撃事件の翌日に横山由依らが出演し、ファンにメッセージを送るなど、AKB48ファンの注目度も高い。ほかのアイドルヲタはあまり聞いてないでしょうから、この番組のリスナーで人気投票を行えば、AKB48メンバーが上位を独占するのは当然。ラジオ内に留めておくならまだしも、これを世間一般の声のように報道するのは、AKB48を持ち上げるイメージ操作でしかありません」(芸能記者)

 偏ったランキングといえば、ジャニーズが表紙を飾ることでおなじみのテレビ誌「TV LIFE」(学研パブリッシング)が毎年発表している「年間ドラマ大賞」も同様。これまで23回行われているが、近年、大賞、主演男優賞、助演男優賞、主題歌賞のほとんどすべてをジャニーズのドラマが独占。これも一部メディアが「読者の大半がジャニヲタ」ということを伝えずに結果だけ報じるため、問題視されている。

 物議を醸している「女性アイドル顔だけ総選挙」。読者側も、それが真実のランキングであるか「茶番」であるか、立ち止まって考える必要がありそうだ。

最終更新:2014/06/13 19:30
ページ上部へ戻る

配給映画