プロ野球・交流戦突入も“投打崩壊”楽天が繰り上げる「松井裕再昇格計画」
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昨年の“日本一軍団”の「投壊」が止まらない。楽天は21日、本拠地でセ・パ交流戦の初戦に2-3と1点差で横浜DeNAに敗戦。今季2度目となる5連敗を喫した。2年前の9月と同じ、借金8という危機的な状況。この日は、打線が9安打放つも、あと1本が出ず、まさにチグハグな状況だ。試合後、星野仙一監督は呆れ顔だったが、水面下ではあの“大物ルーキー”の再昇格計画が早まる可能性が出てきている。
この日、先発した左腕・川井貴志はバント処理をミス。結果、失点につながった。さらに、中継ぎ陣に目を向けると、40試合のうち、実に半分近い試合数をルーキーの西宮悠介、歌手・北島三郎似で知られる福山博之の2人がフル回転。もともと勝ちパターンで投げることが増えつつあった2人だが、最近は「負け試合でも、同点でも、僅差でもなんでも星野監督がつぎ込んだので、台所事情はめちゃくちゃです」(スポーツ紙野球デスク)
その結果、大事な交流戦初戦に、“先発の谷間”で投げる川井を入れざるを得なかった。
「最近、監督に余裕がなくなってきた。幸い、勝負勘はまだ鈍っていませんが、投手陣の起用をめぐって、内部で不信感を抱く者も現れ始めている。このままいけば、間違いなくチームは崩壊してしまいます」(チーム関係者)
となると、やはりあの大物ルーキーの「ご登場」を早めるしかないようだ。
「ドラ1の松井裕樹です。現在は2軍のローテーションで投げており、今のところ1軍昇格は6月中旬あたりとみられています。ですが、これだけ負けが込んでくれば、話は変わってくる。“将来のエース左腕育成”と割り切って1軍に上げられるし、何より観客動員が低迷し始めているのも気になる。育成、興行面の両方を見ても、指揮官が決断する日は早いのでは」(同)
思わぬ形で「1軍未勝利」の左腕に、大きなチャンスが舞い込みそうだ。
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