「味にはガチンコ!」“ラーメンの鬼”故・佐野実さんのご子息は“イタリアンの鬼”だった!
人気ラーメン店「支那そばや」創業者で、「ラーメンの鬼」の異名を取る佐野実さんが11日、多臓器不全のため亡くなった。
「8年ほど前から糖尿病を患い、体調不良に悩まされていたようです。2月には40度を超す発熱で入院していたようですが、亡くなる2日ほど前に容体が急変し、そのままお亡くなりになったそうです」(全国紙記者)
佐野さんは、1999年に始まったバラエティ番組『ガチンコ!』(TBS系)の人気企画「ラーメン道」に師匠として出演したことで人気に火がついた。出演者に厳しい言葉を浴びせたり冷水をかけるなど、まさに「鬼」の名にふさわしい熱い指導シーンが話題を呼んだ。放送直後から全国的な人気者となり、その後もさまざまなバラエティ番組に出演したが、プライベートは謎に包まれたままだった。
「実は佐野さんには息子さんがいて、その息子さんはラーメン屋ではなくイタリアンをやっているんです。石釜で焼くピザは本格的で、ランチなどは予約をしないと入れないそうですよ」(TBS関係者)
その店は、愛媛県の今治市にある。
「田舎の山を切り取ったような自然を生かした造りで、オープン当初から客足はすごかったですね。息子さんは六本木や銀座、トスカーナやナポリなどの人気店で修業していたようで、特に看板メニューのナポリピザは県外から足を運ぶ人もいるくらい人気ですよ。あまり佐野さんの話はしないみたいですが、石釜の前でピザを焼く真剣な表情はそっくりです。以前、焼きがイマイチだったピザをすぐに作り直すなど、自分の中で相当なこだわりがあるようで、みんな『さすが“ラーメンの鬼”の息子さんだね』って話をしてましたよ」(地元テレビ局関係者)
味に対する“ガチンコ”さは、ジャンルこそ違えど、息子に引き継がれていたようだ。
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