ミラン本田圭佑ようやく初ゴールも、チーム刷新計画で「放出要員」の可能性
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7日に行われたセリエA第32節のジェノア戦で、サッカー日本代表MF本田圭佑(ACミラン=イタリア)がセリエA初ゴールを決めた。ミラン1点リードで迎えた後半11分、MFアデル・ターラブトのスルーパスに反応した本田はワンタッチで相手DFをかわし、ゴール前で相手GKよりわずかに先にボールに触って、浮かせたシュートでゴールに流し込んだ。
「リーグ戦12試合目ですが、ようやく初ゴールを決めてくれました。ここ数試合、いい動きをしていましたからね。第30節のフィオレンティーナ戦ではフル出場し、攻守にわたって豊富な運動量でミランの公式戦6試合ぶりの勝利に貢献。第31節のキエーボ戦では、完璧なクロスでブラジル代表MFカカのゴールをアシスト。これまでの批判を吹き飛ばすかのように、復調の兆しを見せていました。初ゴールが決まって、とりあえずはひと安心です」(サッカーライター)
本田自身もここのところのプレーに手応えを感じていたのか、5日付の伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では移籍後初の単独インタビューにも応じ、「初ゴールが近いと感じている」と語っている。今回の初ゴールはそうした“ゴール宣言”の後だけに、ネットユーザーらも本田のプレーを大絶賛。
「初の単独インタビューで初ゴールを見事に予言!!」「ほんとに決めちゃったのがすごい」「本田△やっときたね! 日本代表にも朗報!!」「アンチ死亡のお知らせ」「本田(・∀・)キタ!! おめでとう!」などと、ネット掲示板ではちょっとした“本田祭り”の様相を呈しているのだ。
「ただし、安心するのはまだ早い。3連勝はしましたが、まだまだミランのチーム状態もよくないですし、セードルフ監督の解任説もくすぶっています。右サイドのポジションをこなすことでセードルフ監督の信頼を勝ち得ようとしている本田ですが、仮に監督が交代した場合、新監督の構想から外れてしまえば、再びサブ扱いに戻ってしまう可能性も。現在の好調を持続して、レギュラーポジションを盤石なものにしておく必要があります」(前出ライター)
現在のミランの順位は11位と、来季の欧州リーグ出場は絶望視されている。そのため、大幅なチーム刷新が予想されており、すでにメディアでは放出候補の選手が取り沙汰されている。本田もその例外ではなく、1月に移籍したばかりといえども、今後のプレー次第では放出要員となる可能性は十分。さらなるチームの勝利への貢献が求められる。
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