TOKIOのサマソニ出演に困惑の声続出! 熟女ヲタ暴走への懸念も
#TOKIO
TOKIOが8月16、17日に千葉と大阪で同時開催される「サマー・ソニック」に出演することが決定し、物議を醸している。
ジャニーズ事務所のグループが夏フェスに出るのは今回が初めて。また、TOKIOは野外ライブ自体が初の試みだという。サマソニにはこれまでも、いわゆるロックバンドだけではなく、アイドルグループやポップスの歌手なども出演してきた。2013年のサマソニでは、メタリカやミューズといった海外の大御所バンドとともに、Mr.ChildrenやももいろクローバーZといったグループが名を連ねた。幅広いラインナップが楽しめるのは、同フェスの特色となりつつあるが、往年のサマソニファンからは不評の声も少なくないという。音楽業界関係者は、今回のTOKIO出演について次のように語る。
「ひと昔前の夏フェスといえば、コアな音楽ファンが集うというイメージで、売れ線音楽とは一線を画する雰囲気がありましたが、ここ数年はアイドルブームやら何やらで、すっかり様変わりしました。特にサマソニはここ数年、加速度的に大衆に迎合している感が否めません。『フェスはこうあるべき』なんてことを言うつもりはないのですが、音楽関係者の間では、サマソニはもはや『芋洗い場』との声も聴こえてきます。往年のフェスファンの間でも、せっかく渋いアクトも多いのに、なぜJ-POPミュージシャンを一緒に出すのか、理解に苦しむという意見も少なくありません。去年のミスチルやアイドルの出演に対しても不満の声が出ていましたが、今回のTOKIO出演はさらに物議を醸すでしょう」(音楽業界関係者)
また、TOKIOファンのマナーについても、懸念事項があるという。
「昨年はミスチルの前にスマッシング・パンプキンズが演奏していたのですが、ミスチルファンはその時点から最前列を陣取り、シートを敷いてその場に座り込むなどして、周囲のフェス参加者から大不評を買いました。ネット上でもかなりバッシングされていましたね。同じような現象は、09年にB’zが出演した時も起こりました。このように、大衆的な人気を獲得している大物ミュージシャンのファンには盲信的な方が少なくなく、他のミュージシャンへの敬意や、周囲のフェス参加者への配慮が欠けるケースが見られます。今回のTOKIO出演では、通称『ウォーカー』と呼ばれるファンたちの行動が、行きすぎたものにならないか心配ですね。TOKIOのファン層は主に30~40代の中高年独身女性なので、落ち着いた行動を期待したいところですが……」(イベント関係者)
TOKIOファンが、アークティックモンキーズやメガデスの演奏を前に、座り込みなどのマナー違反をしないことを祈りたい。
(文=又市良太)
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