“薬物報道”完全否定も……清原和博と愛人疑惑の銀座クラブ「R」ママ周辺が騒がしくなってきた!?
#清原和博 #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」
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「週刊文春」(文藝春秋)の“薬物報道”を全面否定した清原和博。報道では、同時に銀座のクラブ「R」の雇われママと愛人関係であるという疑惑にも触れられていたが、この「R」とは、銀座7丁目の「リッツクラブ」のこと。最近、この高級クラブ周辺が騒がしい。
というのも、「リッツクラブ」の姉妹店で、8丁目の高級クラブ「マンダリン」オーナーママの脱税摘発で、2月末に店をクローズしていたことが明らかになったのだ。このオーナーママとは、本名・佐藤成子(68歳)。源氏名を中田秀子といい、銀座では、この“秀ママ”を知らないのはモグリだといわれるほどの有名人だ。
筆者は秀ママが、8丁目に初めての店「秀」をオープンした時代から知っている。彼女は、関西や関東の暴力団幹部、信用金庫の理事長、街金大手の社長を次々にパトロンにつけて躍進。銀座では“カマキリママ”の異名を取っていた。
その秀ママが老舗クラブ「ブルボン」を買収、「リージェントクラブ」(のちに「リッツクラブ」に改名)としてオープンさせた。
当時、同店に勤めていたホステスによると、秀ママは品川区五反田の超高級地といわれる池田山の、10億円の大豪邸に住んでいると言っていた。そんな彼女が、6年前に「銀座ママ巨額脱税」と、新聞をにぎわせることになった。経営する3店舗に勤めるホステス約100人の給料から天引きした源泉所得税を一部しか納めない「つまみ納付」という手口で、約2億4,600万円を脱税していたというのだ。豪邸に住めるのもうなずけた。東京地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
まともな神経なら、これで懲りるはずだが、金の亡者である秀ママは懲りずにまたやった。今回、摘発された脱税額は4億円近いといわれている。秀ママは前回、脱税で摘発されて以降、店に顔を出すことはなかったが、事務所から雇われママやスタッフに指示を出していた。それだけに、国税が東京地検に告発すれば、秀ママの実刑の可能性は高い。となると、脱税の舞台となったとされる「マンダリン」だけではなく、「リッツクラブ」の閉店も予想される。清原の愛人である雇われママやホステスたちは、路頭に迷うことになるわけだ。
ホステスや男性スタッフに信頼され、慕われるべき銀座のママとしては失格である。カマキリのように男を食い潰し、またも自分の店まで潰すとことになった秀ママは、歴史に残る銀座ママにはなれなかったようだ。
(文=本多圭)
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